妄想から生まれた物語−1−


Z作


男デアリナガラ、女ノ子ノ衣装ヲ着セラレタコトハアリマスカ。

男デアリナガラ、可愛イドレスヤ恥ズカシイランジェリーヲ着セラレテ、男達ノ見世物ニサレタコトハアリマスカ。

男デアリナガラ、男ニ抱カレテ唇ヲ吸ワレタコトハアリマスカ。

男デアリナガラ、セーラー服ヲ着セラレテフェラチオヲサセラレタコトハアリマスカ。

男デアリナガラ、超ミニスカートヲ穿カサレテ男ノ膝ノ上デペニスヲイジラレタコトハアリマスカ。

男デアリナガラ、シースルーノベビードールト穴明キパンテイヲ着セラレテ縛ラレ、男ニ後カラペニスヲイジラレナガラ、アナルヲ犯サレタコトハアリマスカ。
 
若い男を拉致して来て、手術によって可愛い顔に変え、柔らかい乳房を膨らませて、ペニスを持った美少女を造り上げ、その方面の嗜好を持った男の客に提供するのがこの店「スレイブドール」だった。店の商品であるペニスを持った美少女たちはドールと呼ばれ、ドールたちは特殊な嗜好を持った客達の玩具であり人形であった。

「女装」「シーメール」「ニューハーフ」等の言葉が市民権を得るくらい、何処ででもペニスを持った女と遊べるようになっては来たが、強制女装、強制愛撫、強制快感を売りにする処は少なくとも公然とは存在しない。

勿論、そういうことをストーリー仕立てで楽しませる所はあるが、全くその気のない男に女の姿をさせ、その意に反して可愛がりたいという男がいても、その欲望を満たす店なり場所は合法的にはあり得ない。

それが「スレイブドール」がアングラである理由であり、その希少価値から繁盛し大きな利益を挙げている理由であった。暴力団とも繋がりがあり、闇金融の経営者でもある「スレイブドール」の経営者田中一也は、店の客の調査を徹底して行ない、資産家であり守らねばならない社会的地位を持った男達のみを客としていた。

拉致してきた若い男をペニスだけを残して女の身体に変えるのは、腕が良くて道徳心のない整形外科医を金で摑むことで可能となった。

女の身体に変えられたとはいえ、全くその気のない男がドールとして男に触られ抱かれる事に抵抗したり逆らったりする恐れはあったが、大抵は手術後に自分の裸身を鏡で見せられたところで抵抗の意思をなくすようであった。

元々男の感覚、男の性感しか持っていない彼らが、自分でも抱き締めたくなるような美少女の身体に変えられたことを知った時に、頭の中で何かが壊れるようであった。

それでも抵抗の意思をなくさないドールは居たが、少し痛い目にあわせることでほぼ解決した。

しかし男に抱かれても抵抗しないというところまで調教しても、問題はドールが男に愛撫されても感じないという点だった。

その気のない男が無理矢理女装させられて男性客のオモチャにされるのがドールである以上、ドールたちは男に抱かれて喜ぶ訳がなく、抵抗しないというところまでは調教できても、男の愛撫で感じるところまでは難しかった。

男性の生理機能の特徴からも、性的刺激を感じない相手からいくら愛撫されても感じる訳はなかった。

それでも田中が美女に仕立てたドール達の半数くらいは男にペニスを触られると勃起した。

自分の身体が女体に変えられ、綺麗に化粧され、柔らかい下着を付けさせられ、可愛い衣装を着せられると、一種倒錯的な感覚に襲われ、男に抱かれてペニスを触られると勃起するようだった。しかしそれも彼女たち(?)にとっては不本意な勃起には違いなかった。

あとの半数は男に触られても感じないし、ペニスも硬くならず、勿論射精もしなかった。普通の健康な男性なら当たり前の事ではあったが。

この男に抱かれても性感を刺激されないドール達を、男によって感じさせられるように飼育するテクニックを開発したのも、「スレイブドール」の人気の秘密の一つだった。この飼育の段階を田中は「性感開発」と呼んでいた。

勿論可愛く飾り立てられたペニス付きの美女が嫌々ながら男に抱かれ、女として或いはセックス人形として弄ばれるというだけで客達は喜び、たとえドール達が絶頂まで行かなくても店の顧客満足度はある程度満たされた。

しかしやはり意に反して男に抱かれたドールが、意に反して感じさせられ射精にまで至らされるというのは、客の満足度が大きく違った。

ドールの飼育調教過程の殆どは専門の飼育係に任せる田中だったが、この「性感開発」の調教だけは必ず自分で行った。

強制的に拉致されて来て、ペニスを残して女の身体にされ、女の衣装を着せられても尚残る男としての感覚が、この「性感開発」の過程で壊れていくのを見るのが田中は好きだった。

特に、男に愛撫されても反応しないという健康な男性としての性が、男に性器をいじられる事で性感を刺激されてしまうことで、男の愛玩物にされてしまった現実を受け入れてしまう、その瞬間が田中は好きだった。

特に今日の調教対象には力が入っていた。

調教係の早苗に付き添われて、田中の目の前のベッドの端に全裸で腰掛けさせられているのは、美奈子と名付けられたドールであった。

美奈子は田中が手掛けてきた何十人ものドールの中で会心の作だった。

元は23歳の男子大学生だったが、整形手術も完璧に上手く行き、16〜7歳の可愛い美少女の顔と、幼い顔とはややアンバランスな柔らかいムチッとした乳房とぷにぷにした触り心地の良さそうなお尻を持った女の子に仕上がっていた。

その可愛さ、美しさ、触り心地の良さは、田中にとってもこれまでのドールの中で飛び抜けていた。

男に抱かれる事に対する抵抗は殆どなく、突然訪れた境遇の激変もどうにか受け入れているようだったが、心理的な抵抗はあるようで、男から愛撫されても全く感じないようで、勃起も射精もしなかった。

儲け第一主義の田中は、そんな美奈子でも何度も客に提供した。却って、男の腕の中でじっと耐えている美奈子を「処女価格」と称して特別価格で客に提供したくらいで、別にオルガスムや射精がドールの必須条件ではなかった。

むしろ美奈子はその並外れた容姿の可愛さは評判となり、男に抱かれ股間をいじられるおぞましさにじっと耐える様子が、陵辱に耐える処女の可憐さに映り、人気を呼ぶ結果になった。

しかしいつまでも「処女」として売るわけにも行かず、それにやはりドール自身が本当に感じさせられ快感に悶え、意に反して射精にまで至らされるというのが客の究極の楽しみであり、そうすることで美奈子の商品価値も更に上がると見て、田中も美奈子の「性感開発」を急ぐことにしたのである。

今全裸でベッドの端に腰掛けさせられている美奈子の顔は、既に肩まで伸びたサラサラの髪に半分隠れているが、息を呑むような可愛さであった。

幼さの残る美しい顔立ちに反して、形の良い柔らかそうな乳房、ムッチリしたお尻の曲線、すらりと伸びた脚、膝をぴっちり揃えているのでペニスは両腿の間に隠れており、どう見ても抱き締めたくなるような美少女であった。

男の前では胸と股間を手で隠してはならないというドールの決まりを守って、身体の両側に両手を垂らして俯く美奈子は可憐そのものであった。

早苗が美奈子に言った。

「美奈子、俯いてちゃ駄目でしょ。
殿方の前では、殿方の目を見て訴えるような目付きをしないと。
裸に剥かれたときには、私にいやらしいことはしないでという気持ちを込めて殿方を見るのよ。いつも教えているでしょ」

美奈子は慌てて田中の顔を見上げ泣きそうな目付きをしたが、何となくぎこちなかった。まだ女らしい仕草をするには心理的な抵抗が残るようだった。

「お、可愛いな。美奈子は本当に綺麗だよ。今日の調教でもっと真剣に女の子らしい仕草をするようにしてやるからな」

早苗が田中に尋ねた。

「社長裸のままでやりますか」

「いや、今日は美奈子が初めて男の愛撫に感じてしまう日だから、何か可愛くて恥ずかしいものを着せてやれ」

「はい」

早苗が部屋の片隅の引き出しから取り出してきたのは、真っ白なシースルーのベビードールだった。

フリルが一杯付いた可愛いデザインであったが丈が極端に短くて美奈子のお臍あたりまでしかなく、乳房は完全に透けて見えた。

恥ずかしいものを美奈子に着せて早苗は言った。

「とても可愛いわよ。今日は社長に美奈子ちゃんの身体を弄りまくって頂くのだからパンテイは無しよ。では社長始めますか」

「うん」

男の愛撫に反応しないドールに対して行なう「性感開発」調教とは次のようなものだった。

それにはある薬品が使われた。その薬品は東南アジアのある国のセックス産業で使われている薬液を改良したものだった。

この薬液を肌に塗り込むと強烈な痒みに似た感覚を引き起こし、その箇所を手で撫でると痒みが収まると同時に快感を覚えるというものだった。

それは手の届かないところが痒い時に、そこを掻いて貰った時に感じる快感に似ていたが、それより遥かに強烈だった。

加えてその薬液には独特の媚薬が含まれ、性器などに塗られると、塗られただけでは何ともないがそこを触られた時に猛烈な快感が襲うのだった。

これを男の愛撫に感じないドールのペニスに塗ると、ドールは同性から受ける愛撫に対する嫌悪感も忘れて、傍に居る男にペニスに触ってほしいと哀願し、触られるとその強烈な快感に嫌悪感も羞恥心も屈辱感も吹っ飛び、感じまくるのである。

これを何度も繰り返すうちに、男から受ける愛撫に抵抗感がなくなり、やがて薬液を塗らなくても男からペニスへの愛撫を受けただけで、感じ、勃起し、射精するようになるというわけで、田中がこれまで行なった調教では100%の成功率であった。

早苗はすばやくベビードール姿の美奈子を柔らかい短いロープでうしろ手に縛った。

「あ、何をするのです」

「美奈子は縛られるのは初めてね。殿方の前で縛られる時には、いやいやとか許してとか言うのよ。さあ言ってごらん」

美奈子は消え入りそうな声で言った。

「いや」

「もっと可愛い声で、いやいやっ、さあもう一度」

「いやいやっ」

「いいわよ、さ、これから社長に調教していただくのよ。
男の愛玩物としての美奈子の商品価値を高めるためにね。それじゃ脚を広げてごらん。そう、出来るだけ恥ずかしそうにね」

 ほんとに恥ずかしい美奈子がおずおずと脚を広げると、早苗はパンテイも穿いていない美奈子の股間のペニスに素早く薬液を塗った。そして美奈子をベッドに押し倒した。

 スケスケのベビードルだけで股間を隠すものもない美奈子が、後ろ手のままベッドの上に倒され、膝をつぼめて身体をくの字に曲げたところは可憐でセクシーな少女だった。

やがて1〜2分もすると美奈子は腰をもじもじと動かし始めた。

「そろそろ効いて来たようね。もっともっとひどくなるわよ。
それはね、手で触らないと治らないの。
可哀そうに美奈子は手を縛られちゃってるから自分で触れないわね。さあどうしましょう」

美奈子は腰だけでなく全身をくねらせ始めた。

「おねがいです。手を、手を解いてください」

「私にではなく社長にお願いしなさい。それに殿方にお願いする時にはもっともっと可愛い声を出さなきゃ」

美奈子は田中の方を見て、懸命に可愛い声を出した。

「ねえ、お願い、このロープをほどいて」

「駄目駄目、もっと女の子らしい仕草で」

田中と早苗は、美奈子が必死になって言うことを聞かざるを得ない状況を利用して、少女らしい振る舞いを仕込む調教をしようとしているようだった。

美奈子は掻痒感にさいなまれながら、出来るだけ可愛く身をくねらせながら言った。

「もう我慢できないわ。これを解いてほしいの」

「まあ、初めて自分から進んで女言葉を喋ったわね。社長許してやりますか」

「よし、では解いてやるか」

田中がロープを解いてやると、美奈子は急いで自分の手を股間に持っていった。

「美奈子、強く掻いちゃ駄目よ。掻くと今度は痛くなることがあるわよ。そーっと撫でるようにさするのが一番効くの」

言われたとおり美奈子はペニスをさすり始めた。

撫でさすることで掻痒感が急激に収まるようで、その気持ち良さに美奈子はうっとりしたような表情で小さくため息をついた。ところが、掻痒感の収まる快感だけでなく、媚薬の効いているせいで敏感になっているペニスを擦るため、そちらから来る更に激しい快感のために硬く勃起し始めた。

田中と早苗の前で勃起する恥ずかしさにさするのを止めると強い掻痒感が襲うので、再び擦り始めると性感から繰る激しい快感が起こるという事態の繰り返しで、とうとう美奈子は、

「ああっ恥ずかしい、もう駄目っ」

と叫んでペニスの先から白濁液を迸らせて果てた。その間いつの間にか掻痒感は無くなっていた。

この掻洋感はそんなに長続きするものではなく、放って置いてもすぐに消えるものだったが、擦らないと消えず、又擦れば消えるとドールに思わせることがこの調教のポイントであった。

「ではもう一回やるか」

田中の声に応えて、早苗が再び素早く美奈子を後ろ手に縛った。

「ああ、もう許して」

「何を言ってるの。美奈子が殿方にもっと喜んでもらえるドールになる為に必要な訓練なんだから」

今度は田中が薬液を美奈子のペニスに丁寧に塗り込んだ。

しかしゆっくりと丁寧に塗り込んだが、その愛撫にも似た手つきにも美奈子の性器は反応しなかった。

やはり男からの愛撫には拒否反応があるようであった。

1〜2分すると又美奈子は身をくねらせ始めた。

「お願いします。手をほどいてください」

「今度はほどかないの。その代わり、社長が痒いところをさすって下さるわ。お願いしてごらん」

 美奈子は一瞬身を固め社長の方を見たが、堪らなくなって再び身悶えを始めた。

「ほら,段々ひどくなるわよ。気が狂いそうになってきたでしょ。さあ、楽になりたければ社長にお願いするのよ」

美奈子はとうとう堪らず社長に哀願した。

「お願い、お願いします」

「何をお願いするのかはっきり言うの」

「あそこを、あそこを触ってください」

「あそこじゃ分からない」

「おちんちんを擦って」

「おちんちんじゃないでしょ。教えてあるとおり言わなきゃ。
女の子らしくしなを作って可愛い声でね」

「ク、クリトリスを、さ、触ってください」

「そうか、美奈子はクリトリスに触ってほしいのか。俺でいいのだな」

「はい。早く、早く」

「俺に指示するのか。触ってやってもいいが、何でもするか」

「はい、何でもしますから、触って」

田中は、薬の効き目が消えるまでにまだもう少し時間があるのを確かめてから言った。

「じゃあ、これをしゃぶるんだな。そうすれば触ってやるから」

田中はズボンを下ろし自分のペニスをむき出しベッドで悶える美奈子の前に突き出した。

これまでにも客のペニスをしゃぶらされた事はあったが、いつもの美奈子ならペニスを咥える前に何がしかの逡巡があった。

だが今の美奈子はは早く股間に触って貰いたさに、後ろ手の不自由な身体で田中の方ににじり寄りぐにゃりとしたペニスにむしゃぶりついた。

「上手にやるんだぞ。何処をどう舐めれば男が一番気持ちがいいかお前には分かっているはずだから」

美奈子は男としての自分の経験から、田中のペニスの一番感じそうなところを咥え、舐め、しゃぶった。

こういう場面に慣れている筈の田中も、身を捩じらせて必死に奉仕する美奈子のあまりに可憐な様子に、かなり短時間に果てた。

そして薬の効き目ももうすぐ切れる頃なのを確認して、美奈子のペニスに手を伸ばした。

「今から美奈子のクリトリスに触ってやるぞ。嬉しいか」

「はい、嬉しいです。おねがいです、早く触ってください」

 田中は美奈子のペニスをそっと撫で、優しくつまみ、柔らかくしごき、ペニスの裏の一番感じるところを指の背でこすってやった。

一回目よりも焦らされた分だけ強烈な快感に、美奈子の身体はピクンと跳ねた。

「あーっ、ああーっ、いい、いい、いっちゃうっ」

物凄い快感に翻弄されている今の美奈子には、男から受ける愛撫に対する嫌悪感など何処かへ吹っ飛んでいるようだった。

そして、掻痒感も快感も収まっていく中で、美奈子は男に愛撫を求め、同性の手の動きであられもない痴態を演じさせられ、快感を感じてしまったことを改めて思い出し、屈辱感にも似た感情に苛まれだしていた。

恥ずかしさで田中や早苗の顔も見られずベッドに顔を押し付けた美奈子は、それでもまだ時々身体をヒクヒクさせていた。それ程快感は強かった。

−続くー

Zさんからいただきました。
どうもありがとうございました。


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