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****奴隷契約書 10**** |
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空蝉』での、拷問調教から二ヶ月の時が流れた。 美奈子は、もはや朱美の魔手に掴まれ、背徳と調教の日々が続いた。 この背徳の世界でのあらゆる調教を美奈子は受け続けてきた。 女装、緊縛、拘束、鞭打ち、蝋燭責め、浣腸、木馬責め、吊り責め、バイブ責め、ローター責め、フェラチオ、舌奉仕、ア×ル責めetc. 美奈子を調教する権利を買う会員も豊富であった。 政治家、有名芸能人、医者、弁護士等の、成功者が多く、老若男女問わず、美奈子を買い、辱めていく。 今や美奈子は、『薔薇園倶楽部』でも有数の稼ぎを誇る奴隷である。 奴隷の階級もBクラスに上がり、大勢の会員の前での悶絶ショーや、SMショーの出番はなくなったが、会員個人の『慰み者』の仕事が増えた。 ショーの場合は、大勢の前で恥かしい屈辱的な性的行為を強制的にさせられた後に、数人の客に犯され、心身ともに大変であった。 だが、今は、特定の会員に慰み者にされるだけであり、屈辱は減ったが、その特定の会員に完全に応えなくてはいけない。 しかも、『薔薇園倶楽部』は、特権意識の強い傲慢で、自尊心の高い人間が多いのが特徴である。 選ばれた自分達は、普通の人間では許されない背徳や行為が許されると信じている者の集団でもあるので、淫猥で、屈辱的な行為をされる事が多い。 そして、『薔薇園倶楽部』は、実に美しき女装奴隷の多い背徳の倶楽部である。 女性の下着姿で、股間を脹らませた状態でも、『薔薇園倶楽部』の女装奴隷達は、美少女、美女と見間違う女装者の集団だ。 しかも、朱美の毒牙にかかり、強制的に奴隷にされた美少年、美青年達である。 身も心も簡単に許す奴隷より、強制的に奴隷にされた彼等は必死に抵抗し、女の様に犯される屈辱や恥辱に必死に耐えるのである。 それが、会員にとってたまらない。 本来SM趣味の彼等にとって、言いなりになる奴隷より、嫌がり、抵抗する奴隷の方が、面白いのである。 そう言う意味では、美奈子は実に、『面白い』奴隷であった。 会員に買われ、女装して調教される最初の内には本気で抵抗する。 未だに、奴隷である事を認めてはいないようなのだ。 だが、調教が続く内に、体が反応し、徐々に屈服し、最後には折れ、会員の言いなりになってしまう。 そして、終った後は、そんな浅ましい自分に涙を流す……。 まさしく会員にとっては、理想の奴隷であろう。 最初は抵抗するが、自分の調教で屈服し、言いなりになりながらも、終ればそんな自分に涙を流す。 サディズムを満たすのに、これほどの奴隷はそういないだろう。 ゆえに、美奈子を買う会員は、かなりのサディストが多いのも事実だ。 特に常連の中には、ノー・セックスで、弄ぶだけと言う人も多い。 そんな奴隷生活が、半年近く続いた……。 ※ 甘い……。切ない……。妖しい……。官能的……。 そんな呻き声が、マンションの一室からする。 高級マンションなので、隣の部屋には聞こえず、この最上階のこの部屋だけに響く。 そのマンションの一室の部屋の玄関の表札には、「萩原朱美」の名前がある。 そう、あの『薔薇園倶楽部』の女オーナーであり、多くの女装美少年、美青年を罠にかけ、淫らな性奴隷に落とす魔性の美女の、本籍はこの部屋である。 攻撃的で、魅力的な肉体を、真紅の光沢のあるミニのワンピースで纏い、豊満で官能的なラインを見せびらかし、その長くて肉付きの良い、見ているだけで妖しい気分になる色香漂い脚を、同じ色のタイツでピッチリと包み、豪華なソファに座り、一本数十万もするワインを優雅に飲み干している。 彼女のソファの横には、様々な道具が無造作に置かれている。 荒縄、蝋燭、鞭、バイブなど、明らかにSM用品が置かれ、楽しそうに笑っている。 彼女の目の前の豪華なテーブルには、一人の美少女が、白い大理石のテーブルの上に仰向けに寝かされ、各テーブルの足に向かって、四肢を伸ばされ、大きく開脚され縛られていた。 美少女は、純白のミニのフリルのついた可愛らしいワンピースに、純白のタイツ、純白のハイヒールを履かされて、胸を強調される緊縛姿で、大理石のテーブルに緊縛されている。 美少女は、小さなふくよかな唇を震わせている。 その美少女……。女装した美奈子は、四肢を揺らし、屈辱的な戒めから逃れようとするが、縄はより美奈子の柔肌に食い込み、苦しめる。 朱美は嬉しそうに笑い、高級ワインを美奈子の口に当て、強引に飲ませる。 口から大半を零すが、体内にアルコールが入り、気分が高揚する。 「今夜は、美奈子ちゃんにお願いがあって、来てもらったのよ」 朱美はそう言いながら、目の前の美しき緊縛奴隷を楽しげに見ている。 「…本当に縛られている美奈子ちゃんは可愛いわね」 心底、そう思う朱美は、高価な大理石のテーブルに多くの縄で緊縛された美奈子の姿に見惚れる。 両足首と、両手首は、テーブルの足の方に向かって曲げられきつく縛られ、全く動けない美奈子。 縄は、対照的に縛られ、緊縛マニアの間では合格点を与えられるほど美しく、淫猥に美奈子の肉体を絞めている。 朱美は、右手に孔雀の羽根を持ち、ノースリーブのワンピースの腋に、その羽毛の尖端を当てる。 かるく触れる程度の感触が、緊縛された美奈子の無防備な腋を刺激する。 「ああ……」 甘い息を洩らし、白い首輪をされた首を曲げ、悶える。 朱美は、触れるか触れないかの絶妙なタッチで、美奈子の腋を擽る。 緊縛され、身体を微動できない美奈子は、全身を震わせ、甘い息を洩らしつづける。 「ねえ、美奈子ちゃんも、Bクラスの奴隷よね。Aクラスになれば、特定のわずか数人の会員だけが相手になるのよ。でも、美奈子ちゃんを独占したいと言う会員は多いから、一人だけかもね」 そう言いながら、朱美は孔雀の羽根を、開脚された美奈子の内太腿をなぞっている。 「……ああ、やめて…」 無防備な少女の様な声を洩らし、美奈子は哀願する。 その眉間に皺をよせて嫌がる美奈子の顔を見て、朱美はサディズムの心を満足させる。 「最近ね、新しい奴隷が手に入ったのよ。凄い美少年でね、美奈子ちゃんと同じくらい、人気があるのよ」 孔雀の羽根を捨て、今度は、巨大な男根を模った、バイブを手にし、美奈子の前に見せる。 その凶器の様な太いバイブが、振動音を不気味に立てながら、美奈子の目の前で、妖しく動き出した。 美奈子は驚き、思わず目を伏せる。 朱美は、美奈子の形の良いあごをつかみ、強引に向け、美奈子の鼻を強引に掴んだ。 息が出来なくなり、苦しむ美奈子が口を開けた瞬間、その凶器の男根を模った亀頭の尖端が、美奈子のふくよかな唇を押しのけ、口内に侵入した。 「ウムム!」 おぞましい物を口の中に入れられ、美奈子は腰が砕ける様な感触を覚える。 口内で、不気味な振動音と共に、振動で歯や歯茎に振動を与えるそれに、美奈子は驚愕する。 頬が振動し、口の奥まで無理矢理押し込められ、美奈子は苦しそうに顔をゆがめる。 朱美は笑いながら、そのバイブを上下に揺さぶりながら、 「本当に可愛い男の子でね、奴隷階級も、美奈子ちゃんのスピード出世記録に匹敵する速さで上がりそうなのよ」 ウルフカットに綺麗に整えた髪の毛を乱し、朱美は美しい女装奴隷の口内に、バイ部のピストン運動を繰り返す。 「嫌がっている癖に、美奈子ちゃんのフェラ×オは、絶妙だと、男の会員達が誉めていたわ。おフェラは美奈子ちゃんじゃないともう駄目だと言う会員もいるくらいよ」 上下運動を繰り返す男根を模ったバイブの表面が、美奈子の唾液で光りだした。 その瞬間、朱美はバイブを抜き、ゆっくりと、純白のタイツとショーツで包まれた美奈子の大きく勃起した性器にあてがった。 「ああっ!」 思わず美奈子が喘いだ。 柔らかい袋の部分に、男根の振動が当てられ、股間に電流が走った。 ミニスカートでは、今の開脚の股間は隠せずに、ショーツとタイツにピッチリフィットし、苦しそうに突き破ろうとしている美奈子の男根が、はっきりと浮かんでいる。 そのショーツとタイツの上から、妖しげに振動し、動く男根が美奈子の股間を刺激する。 「可愛いわね、美奈子ちゃんのぺ×スは」 朱美は笑いながら、バイブで、苦しそうにショーツとタイツの中でもがく美奈子の性器を蹂躙する。 大声でうめき、苦しむ美奈子を朱美は楽しそうに見る。 「……会員がね、美奈子ちゃんと、その新しい可愛らしい男の子との、ショーが見たいというのよ」 「アンッ!」 美奈子が全身を痙攣させた。 ショーツとタイツ内に、白濁液を大量に放出したのだ。 ショーツを突き破らんばかりに張っていた先端の布地が、湿り、タイツから粘っこい液が糸を引いて垂れだした。 果てた美奈子を無視しながらも、男根を模ったバイブを、臀部の中心に当てた。 「さあ、果てても入れるわよ」 残酷な笑みを浮かべ、朱美は話を続ける。 「本当に選ばれた会員の前で、美奈子ちゃんは、その可愛い男の子を犯すのよ。わかった?この様にね」 そう言うなり、朱美は強引に美奈子の肛門に、亀頭冠を埋め込んだ。 強引に突っ込まれ、美奈子は想像を絶する悲鳴をあげた。 あまりにも太いそれは、美奈子の括約筋を完全に拡張し、強引に犯していった。 ※ その後、美奈子は束縛から解放され、お風呂に無理矢理入らされた。 二人の、女装奴隷が、ハイレグのワンピース姿で、美奈子を裸にして、髪の毛や身体を洗ってやる。 マットの上に全裸を沈め、二人の股間を大きく勃起させた女装奴隷が、自分たちの身体に泡を立て、膚を密着させて、美奈子の裸体を洗ってやる。 その妖しい入浴が終わり、二人の女装奴隷に身体を清められた後、大鏡の前で美奈子は、二人に下着を貰った。 それは、どう見ても高級ランジェリーであり、シルクのハイレグカットのショーツと、同じ様な刺繍をしたブラジャーと、タイツであった。 ネイビーブルーの、飾り気の多い下着であり、いかにも大人の女性が身につけそうなものである。 それらを、二人の美しい女装奴隷が、美奈子の脚を広げたり、持ち上げたり、着せ替え人形の様に扱い、身に着けさせる。 そして、化粧台の前に座らされ、薄く化粧され、髪を軽くブラッシングした後、綺麗にヘアピンで纏められ、長い髪を後方に整えられた。 思わず、美奈子は鏡に映る自分の姿に思わず息を飲んだ。 (え、これが私?) 鏡に映る美奈子は、知的で、キャリアウーマン的な美貌と、凛々しさがあった。 その顔の下には、ネイビーブルーの大人びた下着姿。 大胆なハイレグカットの中心は、大きく膨らんでいるが、伸縮性の富んだ生地の為か、ピッチリと包み込み、その上からストッキングも軽く美奈子のぺ×スをフィットしながらも押さえつけていた。 「さあ、美奈子さん。これを着なさい」 奴隷の一人が楽しそうに笑い、美奈子の前に一着の紺色の制服を見せた。 それは女性用の制服で、高級そうな制服であり、帽子と、趣味の良いスカーフも用意されている。 ただ、スカートはかなり短かい。 ……それは、明らかにスチュワーデスの制服であった。 日本の国際線航空会社の中でも、最も質の高いといわれる会社のスチュワーデスの制服である。 思わず、美奈子は驚き、思考回路が停止した。 「ああ、そうね。まだ着方が分からないの?いいわ、私たちが丁寧に着させてあげるわ」 二人の美しき女装奴隷が、ランジェリー姿の美奈子にいやらしい手を伸ばした。 ※ それは、本物のスチュワーデスと間違えそうなほど、美奈子は美しく着こなさせられた。 隙のない着こなしと、首に巻かれたスカーフも、上品に巻き、帽子や制服も凛々しく着こなしている。 そして、理知的な美女に化粧され、スカートがマイクロミニである以外は、本物のスチュワーデスと思えるほどの姿であった。 (…これが、私?) 美奈子も思わず鏡に映る自分に見惚れていた。 まるで航空会社の宣伝に使われるような姿と美貌になれた事に、美奈子は思わず自分に酔った。 そうだ、元々女装趣味はあったのだ。 それが、今、最高の形で自分の望む姿に変装できた事への喜びが、心の奥から沸きおこる。 ……だが、冷たい現実が、冷酷な運命に自分はいることを思い出させる行為が次に起きた。 奴隷の一人が、強引にスチュワーデス姿の美奈子を後手に回し、縛りだしたのだ。 胸パットで大きくなった胸に、縄が走り、上半身を縛られる。 胸を強調される高手後手縛りにされた、理知的な美人スチュワーデス。 誰もが本物のスチュワーデスと間違える程の気品と知性を感じさせ、隙なく制服を着こなし、スカーフもお洒落に首に巻いている。 「すごい、本物のスッチーさんみたい」「可愛いわ、美奈子さん」 二人の女装奴隷も心底、称賛しながらも、本物の美人スチュワーデスにしか見えない美奈子の姿に見惚れた。 「……でも、本物のスッチーさんなら、緊縛までしないわよね」「ええ、スカートもこんなにマイクロミニじゃないわ」 二人は苦笑し、美奈子は紅潮した。 肉体のラインといい、隙なく着こなした制服といい、髪の毛を後部でまとめ、顔も目元をくっきりと目立たせる化粧といい、ふくよかな唇が小さく見えるように施された薔薇の様な情熱的な真紅の口紅。 本物のスチュワーデスと間違えられても不思議ではない姿に、二人の女装奴隷は息を飲みながらも、見惚れ、ハイレグのレースクイーン姿の股間を大きく勃起させていた。 そんな本物のスチュワーデスと見間違える程の美貌の女装者が、縄で緊縛されている! マイクロミニのスカートから剥き出しになった、ストッキングにぴっちりと包まれたどう見ても美女の太腿としか見えないラインを、二人は股間の膨らみをあてがう。 熱く、硬直し、勃起した二人の、光沢のあるナイロン製にピッチリと包まれフィットした物を、美奈子のストッキングで包まれた太腿に優しく当たった。 「ああぁ……」 思わず美奈子が喘いだ。 だが、その熱き硬い肉棒は、美奈子の太腿に吸い付く様になぞり、二人の女装奴隷も喘いだ。 「いや、…やめて…」 美奈子が、甘い息を洩らし、哀願するが、二人は止めない。 その内の一人が、マイクロミニの中に指を入れ、ショーツの上から、熱く勃起し、ショーツを突き破らんばかりに、激しく脈打つ肉棒を、擦った。 美奈子の脈打つ熱い肉棒を触った女装奴隷は妖艶な笑みを浮かべ、その手を今にもショーツを突き破らんばかりに勃起する肉棒を指でゆっくりと弄りだす。 「ああ……。や、やめて……」 「やめないわよ。射精する寸前までね。性欲が最高潮に達した時点で、美奈子さんは、隣の部屋にいってもらうわ」 美しい理知的なスチュワーデスは、二人のレースクイーンによって、全身を愛撫され、性感を高められていった。 ※ 美奈子は、二人の奴隷に散々に性感帯を刺激され、暴発寸前までに追い込まれながらも、果てる事を許されずに、興奮と熱く火照った肉体を、スチュワーデスの制服で身を包みながらも、後手に縛られ、パットで大きくされた胸の上下に縄できつく強調された胸を晒しながら、一人廊下を歩いていく。 二人の奴隷にこの廊下の先にある部屋に一人で行くように命じられ、制服姿のまま緊縛された姿で、ハイヒールでは歩きにくいものの、上手にバランスを取って、歩いていく。 美奈子は気付いていないが、廊下の床は、マジックミラーになっており、自分のマイクロミニスカートにギリギリ隠れたショーツを映しているが、その下では、その緊縛されたスチュワーデスの歩く姿を、下から覗いている人物も何人かいるのだ。 もし、美奈子がそれを知ったらその場で蹲るであろう。 廊下を突き当たると、扉があった。 その扉のノブを見て、美奈子は思わず驚く。 男根を模ったノブである。 「来たな、美奈子。入れ」 男の声が中から聞こえた。 「で、でも両手を縛られて、ノブは持てません」 「口で開けるんだよ。美奈子の可愛い口で咥えてな」 美奈子は、その言葉に驚いた。が、それと同時にノブが不気味な機械音を立て、振動した。大きな亀頭の尖端が、不気味な蟲の様に、上下左右に蠢いた。 廊下の下で見ている人々が、美奈子に気付かれずに卑猥に笑っている。 「早く来ないと、奴隷ランクを落とすぞ!」 その一言は、美奈子を怯えさせるに充分であった。 今も悲惨とはいえ、最初の頃に比べればマシである。 見知らぬ人々に次々と犯され、縛られ、性的虐待を受け続けた日々……。 今は、同じ奴隷とはいえ、集団に犯される事はなくなったし、大勢の人々の前で、鞭や蝋燭、木馬で責められながら、その恥辱を晒してきた。 だが、今は多くても数人程で、縛られたり、犯されたり、恥辱を晒すのも少人数の前である。 それに、嬉しい事もあった。 憧れていた大物美人女優が、『薔薇園倶楽部』の会員であって、その美人女優が、美奈子をお人形の様に扱い、犯された時には、少なくとも屈辱よりも、憧れの女優に身を委ねている嬉しさがあった。 ……それが、なくなるのは嫌だ! 美奈子は意を決し、ノブの位置までしゃがみ、マイクロミニスカートから丸みのある御尻のラインを浮き立たせ、蠢く男根のノブを暫く見つめ、怯えながらも目を瞑り、情熱的な真紅の口紅を少し塗られたふくよかな唇を開け、蜂蜜を塗っていたノブを口に含んだ。 美奈子の口内で、それは乱暴に暴れ、美奈子は屈辱を感じながらもそれをしっかりと咥え、首をかしげて、ノブを回した。 扉が軽く開くと、男根を模ったノブの動きは止まり、美奈子はそれを口から外した。 美奈子の唾液と、蜂蜜が混じり、亀頭の尖端と美奈子の唇の間に粘っこい唾液が糸を引いた。 「入って来い」 男の声が中から聞こえた。 美奈子は恐る恐る入り、中を確認する。 一〇畳程の洋室で、部屋の中央には、多いなキングサイズのベッドが置かれている。 その両脇には、天井から両腕を吊るされ、爪先で立てるだけの状態の二人の美少女がいた。 二人とも純白のスリップを着せられている。 もう、この場所で美少女がいるわけがないのは、美奈子が知っている。 自分と同じ、選ばれた美しき女装奴隷であると。 その証拠に、股間のパンティのふくらみは、明らかに男の子である。 女装された二人の可愛い男の子は、スチュワーデス姿の美奈子に思わず驚き、紅潮した。 自分達の、惨めな存在を忘れ、二人の可愛いスリップ姿の男の子達は、美奈子の理知的なスチュワーデス姿に見惚れた。 二人とも、まだ一四歳から一六歳くらいであろうか。 この年頃の少年によくある、年上のお姉さんに憧れる時がある。 二人は、正しく、今のスチュワーデス姿で緊縛されているとはいえ、美しい美女に変身した美奈子に、憧れと善望を抱いたのだ。 それと同時に、自分達の惨めな姿、男なのにスリップ姿で両手を吊るされた姿に、思わず恥じらいを感じ、細長い綺麗な脚線を閉じて、パンティを隠そうとしている。 そのいじらしくも、可愛らしい顔であせる姿に、思わず美奈子は、可愛いと思った。 「良く来たな、美奈子」 キングサイズのベッドの上で、男がいた。 精悍な顔立ちだが、どことなく爬虫類を思わせる顔には見覚えがある。 男は、ビキニパンツの上には、黒いバスローブだけの姿で座っていて、不敵な笑みを浮かべている。 柴田であった。 彼は、右手に持っているリモコンのスイッチを押すと、二人の吊るされた美少年が同時に喘ぎ、細い腰を揺らし、丸みのおびた可愛らしい臀部を揺らし始めた。 どうやら、肛門の中に、ワイアレスのローターが入れられているようだ。 柴田は、それよりも目の前に立っている美奈子に思わず目を奪われていた。 (こいつ、本当に男か!?) 柴田がそう思うのも無理もない。 どう見ても本物のスチュワーデスの様に理知的な美貌を持つ美女にしか見えないのだ。 だが、その方が柴田にも嬉しい。 ぺ×スを持ったスッチーを、犯せる奴なんて、世界広しと言えども、そういない。 そういないの一人になれる自分に、満足の笑みを浮かべ、 「さあ、美奈子。朱美様の命令で、今夜は俺の調教を受けてもらうぞ。もうすぐお前は、新米奴隷の一人を、会員の目の前で調教し、犯さないといけないのだ。男を犯す方法を、俺が今からみっちり教えてやる。……その美しい身体にな」 柴田は、慢心の笑みを浮かべ、爬虫類の様な、鋭く冷酷な眼光を、美奈子のスチュワーデス姿に向けた。 美奈子は、覚悟はしていたとは言え、これから男に犯される恐怖に怯える…はずだった。 だが、先程二人の女装奴隷に、身体をさんざん弄くられ、火照った肉体は、美奈子の意思とは裏腹に、これから起こる自分への被虐行為に喜びを感じ、マイクロミニスカートに隠されたショーツとストッキングでピッチリ押えられた肉棒は、激しく脈打ち、突き破らんばかりに膨張し、熱く火照り始めたのだった。 (続く) |
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baさんからいただきました。 |
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