****ファンタジックストーリー****
(大人の童話) その
6


乳房への愛撫で早くも行かされていた美奈子は、股間への愛撫で二度目のオルガスムに達しそうになった。

もうすぐ行きそうな美奈子の顔付きとを見て、竜造は突然愛撫の手を止めた。

「おっと、この可愛いチンポコは、お湯の中で行かせない方が良いな。余計なものがお湯の中に出ると困るからな。ではそろそろ美奈子の身体を洗ってやるか。」

竜造が美奈子の身体を抱いて湯船から出ると、<スレイブ>達がソープランドの助平椅子のようなものを二つ持って来た。それは椅子の真ん中に溝があり、座った人の股間に手を入れて洗えるようになっていた。

椅子の一つに美奈子を座らせると、背後に密着する様にして竜造がもう一つの椅子に座った。後ろ手に括られた美奈子の手が竜造のペニスに当たり、美奈子はビクッとして手を引っ込めた。

「どれ、この柔らかい身体を隅から隅まで洗ってやろうか。」

かたわらで<スレイブ>達がこしらえたシャボンの泡を両の手にたっぷり掬い取ると、竜造は背後から美奈子の乳房にこすりつけた。

そしてヌルヌルになった乳房を、撫でるように、揉むように、洗い始めた。それは洗うというより、愛撫であった。

可愛い少女のような美奈子が、父親よりも年上に見える男に、裸で縛られたまま身体を撫で回される非情な光景に、ぽかんと見とれていた二人の<スレイブ>は、彼女達の世話係に叱責されて、慌てて手にシャボンの泡を掬い取り、竜造の背後から助平椅子の溝を通してその股間に手を這わせ始めた。

ヌルヌルとした感触といやらしい竜造の手の動きで、美奈子はすぐに強烈な快感の虜になった。

乳房を揉まれて感じ、乳首をいじられて感じ、続けさまに二度行った。

今日だけで何度目かの竜造による玩弄で、恥かしさを感じる暇も無く快感を覚えるようになったかのようだった。

しかし、男でありながら少女のように男に弄ばれるという屈辱感は、快感に翻弄されながらも美奈子の頭の片隅にあり、次に竜造の手が来るに決まっている股間を防衛するように、美奈子は両足を強く閉じていた。

助平椅子の構造とシャボンの泡のヌルヌルのせいで、両足を閉じようとする美奈子の努力の甲斐も無く、お尻から回された竜造の手は難なくヌルリと美奈子のペニスに届いてしまった。

竜造の手が触れただけで、感じてしまった美奈子は首を仰け反らせて、可愛い声で叫んだ。

「ああーっ、そこはいや、そこはかんにんして。」

快感の為に膝の力が抜けて開いてしまった美奈子の股間に、前からも竜造の手が伸びた。前と後ろから伸びた両の手で、硬くなった小さなペニスがいじり回された。

「おい、お前達、俺の身体はもう良いから、二人共美奈子の身体を洗うのを手伝え。」

竜造が<スレイブ>二人に命じた。

それからは、六本の手がそれぞれにシャボンの泡を擦り付けながら、美奈子の身体中を這い回った。乳房とペニスは殆ど竜造に独占され、<スレイブ>達の手は遠慮がちにその他の部分を撫で回した。身体を触られる事の屈辱感と、疲れ果てるような快感が自分達にも分かるだけに、<スレイブ>達の手の動きはためらい勝ちになった。

しかし、全身隈なく敏感な性感帯にされてしまった美奈子にとって、三人による愛撫は快楽による拷問であった。

竜造が弄ぶペニスから来る男性としての快感と、五本の手による全身玩弄から来る女性としての快感が絶頂感と共に繰り返し訪れ、美奈子は快楽と疲労で失神寸前だった。

体を捩り、悶え、泣きじゃくりながら、何度もオルガスムを迎えさせられる美奈子を見ながら、竜造はもう一人の<スレイブ>萌絵を四つん這いにさせ、後ろからそのアナルを犯して果てた。

ぐったりした美奈子を部屋に連れて帰りながら、世話係は言った。

「ご主人様が一日に二度も行くなんて、珍しいこと。美菜子ちゃんの可愛い乱れ方を見て、余程興奮なさったのでしょうね。」

――――― ――――― ――――― ――――― ――――― ――――― 

竜造の豪邸に隣接してビルが建っていた。このビルは表向きは竜造のコンサルタント会社のビルだったが、このコンサルタント会社とは行き来できない形で、竜造の裏稼業の暴力団もこのビルの一角を占めていた。

コンサルタント会社の社長室と暴力団の組長室が、ビルの最上階に隣り合って存在し、竜造の屋敷から地下道を通りエレベーターでこの最上階へ直接行けた。

昼間は、この社長業と組長業を兼ねる竜造は、社長室と組長室を行ったり来たりしながら両方の職務をこなしていた。好色ではあったが、竜造は仕事にも熱心だった。

初めて男に抱かれるという、美奈子にとって悪夢のような一日が終わり、世話係にお化粧を落してもらい、ピンクの可愛い絹のネグリジェを着せてもらいながら聞かされた話で、明日からの美奈子のペットとしての悲しい生活パターンが解かってきた。

それによると九人のペット達は<ドール>一人と<スレイブ>二人の三人で一つのチームとなり、三チームに分けられているようだった。美奈子は<スレイブ>のエリと萌絵の三人でチームが組まれる事になっていた。

あるチームについて言えば、一日目はコンサルタント会社の社長秘書を勤める事になっていた。勿論実質的な秘書業務は世話係が行ない、三人のペットは秘書らしい姿をして社長室に居るものの、業務の合間に社長の竜造の慰み物になるのが仕事だった。

この社長室に出入りするのは真面目な社員や、普通のビジネスマンの客がほとんどである為、着せられるのは、スカートが超ミニであったり、ブラウスの胸ぐりが大きく開いていたりはするものの、一応は秘書の制服らしいスーツであった。出入りする社員達も彼女達がまさか男であるとは思っておらず、好色な社長が可愛い女の子を秘書にして、セクシーな制服を着せて楽しんでいるくらいにしか思っていなかった。

二日目は組長室での組長秘書が仕事であった。この組長室に出入りするのは暴力団の幹部であり、客もその筋の者がほとんどで、彼等の大半が竜造の嗜好を良く知っていた。

従って秘書達が着せられるのも、彼女達が組長室に居る目的にあからさまに合致した物だった。

即ち、シースルーのブラウスに超ミニのスカートであったり、ベビードールのネグリジェであったり、スケスケのワンピースであったり、恥部がむき出しのミニドレスであったりした。

そして、この部屋では秘書らしい仕事の真似事さえせず、彼女達はその恥かしい衣装のままで部屋のソファで竜造に触られるのを待っていたり、組長席の竜造に呼ばれて行き、立ったままで身体を嬲られたり、竜造の膝に抱かれて可愛がられたりした。

それは組員や客が部屋に居る時でもお構いなしであった。

そしてこのチームは、夜も自宅で竜造の慰み物になった。風呂で<スレイブ>達に身体を洗わせた後、寝室に入った竜造は、社員や、組員や、客に邪魔される事無く、思うさま<ドール>を可愛がり辱めた。

その日の竜造の気分と体力によるが、膝の上で可愛がり、立ち縛りの姿で可愛がり、ベッドに大の字に括り付けて撫で回し、日にもよるが大抵は最後に<スレイブ>のアナルか口の中に放出した。そしてわずかな布のネグリジェか裸のままで縛られた<ドール>を抱いて寝た。<スレイブ>もその両脇で寝かされた。

三日目は休日であった。

二日間竜造に弄ばれ心身ともにクタクタになったペット達の疲れを癒す為の休日であった。一日目の社長秘書を勤めた日の夜と、この三日目の終日はペット達はのんびり過す事が出来た。

お披露目の次の日からの美奈子のペットとしての生活は休日から始まった。お披露目での竜造からの玩弄による肉体の疲れと、初めて男に抱かれる精神的な疲労を考えて、買われてきた<ドール>のペット生活は、休日から始まるのが常であった。

休日には、ハーレムの個室での<ドール>も、大部屋での<スレイブ>も恥かしい衣装を着せられる事もなく、竜造から身体を触られる事もなく、完全な息抜きが出来た。

そして、<ドール>も<スレイブ>も奇麗な衣装を着せられた。

それは西洋のお姫様のようなドレスであったり、ウエデイングドレスであったり、振り袖であったりしたが、どれも肌の露出を出来るだけ抑えた衣装だった。

休日のハーレムで手首と顔毬尾は肌の露出の殆ど無い衣装を着せられる事で、次の日から肌の露出過多の破廉恥な衣装を着せれられた時の恥かしさを倍加させるのが目的である事は、ペット達は知らなかった。

ペット達に恥かしい衣装を着せて触りまくるのが好きな竜造であったが、奇麗に着飾ったペット達を見るのも好きだった。だから時々休日のペット達を見に来る事があったが、その体に触れる事はなかった。

美奈子が着せられたのは、淡いピンクの、大きく裾が広がったドレスで、フリルが一杯あしらわれ、スカートの中はたっぷりとした柔らかいペチコートが美奈子の足にまとわりついた。

美奈子の幼い美貌と相俟って、まるでフランス人形のようであった。

二十歳を過ぎた男でありながら、こんな可愛いドレスを着せられるのは耐え難かったが、オークションから始まってお披露目に至るまで、何度も着替えさせられたあられもない衣装ではなく、肌が殆ど露出していないだけで美奈子はホッとする思いであった。

女の衣装を着せられる事の情け無さにはまだ慣れるどころではなかったが、個室の壁面のあちこちに嵌め込まれた大きな姿見の鏡に映るのは、目を見張るような可愛いフランス人形のような女の子であった。

外見は美少女に改造されたとはいえ、精神構造は男のまま残されている美奈子は、女の子の衣装を着せられる事への拒否感と、鏡に映る美少女が、男として抱き締めたい、触りたい、犯してみたい、と思うほど可愛いという感情との違和感に混乱した。

世話係は何かの所用で不在だった。その為美奈子の首輪から伸びる鎖はベッドの脚に繋がれていた。

しかし休日の今日は特別に長い鎖だったので、歩く時のジャラジャラという音が、自分は男に飼われるペットだという意識を呼び覚ますのを我慢すれば、部屋の何処へでも歩いて行けた。

歩くたびに首筋や手首を撫でる可愛いフリルや、スカートの中で太腿や脚にまとわりつく柔らかいパニエが、全身性感帯にされた美奈子にゾクッとする性感をもたらし、力が抜けてしまうので、美奈子は部屋のあちこちに置かれた大きな柔らかいクッションの一つに身を横たえ、本を読み始めた。部屋には<ドール>が休日を過す為のテレビ、本、ビデオ、ゲーム、カード等が揃えられ、他にも美奈子が要請すればなんでも揃えてくれる事になっていた。

続く

Zさんからいただきました。2人がかりで体を洗われちゃったりして
なんだかとっても気持ち良さそう。
続きを待ってますね。ありがとうございました。


BACK

Copyright(C) Minako