****ファンタジックストーリー****
(大人の童話) その
4


世話係は美奈子に儀式のための衣装を着せ始めた。

それは純白の超ミニのウエデイングドレスであった。柔らかそうな薄い絹地で、可愛い大きなフリルがふんだんに使われた、幼児服っぽいウエデイングドレスであった。

シースルーではなかったがノーブラの乳首がドレスの上からでもはっきり分かった。

真っ白なナイロンストッキングは、美奈子の太股の途中までの長さで、フリルの一杯付いた白いガータで止められ、ガータとミニドレスの裾までの間の素肌の太腿が可愛くセクシーで、男の手で撫でられるのを待っているようだった。ちょうど両脚の付け根のところまでしかないドレスの裾から、これもフリルで縁取られた小さな白いパンテイが見え隠れしていた。

人形のように可愛くセクシーなドレス姿の美奈子の髪に、裾が床に引きずるようなベールを付けながら世話係は言った。

「なんて可愛いんでしょう。花嫁姿を見ると、この子が今夜から男に可愛がられるのかと思ってしまう、と助平な男が良く言うけど、美奈子ちゃんを見ると本当にそう思うわね。こんな幼い顔をした奇麗な子が、自分の父親よりも年上のご主人様にオモチャにされるなんて、可哀そう。ではこれからお披露目の部屋へ行きましょう。」

世話係は美奈子の首に首輪を付けた。

犬の首輪のような無粋なものではなく、柔らかい布に真っ白な羽毛がびっしり植え込まれた首輪で、首輪というより形の良い美奈子の首に似合った可愛いアクセサリーのようであった。その首輪には細い鎖が付いており先端は世話係の手に握られていた。

それから美奈子は、車椅子に乗せられた。

「ご主人様の待っているお部屋まで歩いて行っても良いのだけれど、美奈子ちゃんは全身感じ易くされちゃっているから、歩いている内にドレスと肌が擦れ合って感じてしまうからね。お披露目の前にメロメロになってしまっては、おかしいでしょ。」

竜造の寝室である大きな部屋にはこのハーレムの全員が揃っていた。竜造の寝室とは、即ち毎晩竜造がペット達を弄んで楽しむ場所だった。

部屋の一隅には5,6人が一度に寝てもまだ余裕がありそうな、柔らかそうで艶めかしい巨大なベッドがあり、広い床のあちこちには、やはり柔らかそうな色とりどりのクッションが多数置かれてあった。そしてベッドの足元や床のあちこち、それに壁際にはペットを縛り付けて可愛がるための柔らかいロープや、それを括り付けるための鉤がしつらえてあった。

部屋には二人の<ドール>が、クッションに体を埋めるようにして、離れて身を横たえていた。二人とも可愛くて豪華なドレスを着せられており、目を見張るような美少女で、とても男とは思えない可愛さ、美しさであった。

そのお姫様のような幼い美少女の首には、やはり美奈子と同じような柔らかい首輪が付けられ、首輪から伸びる鎖はそれぞれの<ドール>の側に立った世話係に握られていた。

それぞれの<ドール>の側には二人ずつ<スレイブ>がクッションに身を横たえていた。この四人の中には、美奈子が<ドール>になった為に格下げになった<スレイブ>も居る訳で、四人ともとても可愛い美少女であった。

四人の<スレイブ>も奇麗なドレスを着せられ、その首輪から伸びる鎖が二本ずつ二人の世話係の手に握られていた。

タオル地のガウンを着た竜造は<スレイブ>の一人を抱いていた。エリだった。もう一人の<スレイブ>が背後から竜造の肩を揉んでいた。

二人の首輪に付いた鎖は竜造が持っていた。二人とも裾を引き摺るくらい長いショッキングピンクのネグリジェを着せられていたが、全くのスケスケで、何も着ていないのと同じくらい乳房は丸見えで、股間に付けさせられたフリル付きの小さなスケスケパンテイとその中の可愛いペニスも丸見えだった。

竜造が膝の上のエリの体をまさぐると、エリは思わず竜造の手に自分の手を掛け抵抗の気配を示した。途端に世話係の声が飛んだ。

「エリ!なんて事をするの!あなたはペット、それも<スレイブ>でしょ。

ご主人様がお好きな時にお好きなところを触って頂くのが貴女たちの勤めでしょう。

<スレイブ>はなかなか触って頂けないのだから、十分に可愛がって頂きなさい。」

その間も衿の身体をいじる竜造の手は止まらず、エリはすぐに身を捩ってオルガスムの小さな声を放って果てた。

美奈子が車椅子に乗せられて部屋に入ってきたのは、エリが行かされる直前だった。

車椅子から下ろされた美奈子は6人の可愛い美少女達を見て驚き、男でありながら彼女たちの見ている前でスケスケの衣装を着せられてペニスをいじられるエリを見て、身を硬くした。

恥かしさに手で顔を覆っているエリを膝に抱いた竜造の前へ、美奈子は連れて来られた。

竜造と美奈子の世話係とエリを除く全員が美奈子のあどけない美しさに息を呑んだ。

竜造は美奈子を見て嬉しそうに頬をゆるませると、エリ達二人の<スレイブ>の首輪に繋がる鎖を彼女達の世話係に手渡した。。

「新しい<ドール>の美奈子を連れて来ました。」

世話係はそう言って竜造に一礼すると、これまで見た事も無い美奈子の可愛さに度肝を抜かれている<ドール>や<スレイブ>達の方を向いた。

「これが新しい<ドール>の美奈子ちゃん。とっても可愛い子でしょ。どうぞよろしくね。今日から貴女達と同じように、ご主人様にペットとして飼われて可愛がられる事になるのだけれど、今日はお披露目なので、皆の見ている前でご主人様に弄ばれるところを見せて頂きましょう。<ドール>のユカリちゃんとメグミちゃんは経験があるでしょうけど、まだ男に体を触られた事の無い美奈子ちゃんは、とても恥かしい思いをしているの。自分が男でありながら、本物の女の子でさえ着るのが恥かしい衣装を着せられて、多勢の前で男であるご主人様に身体中を可愛がられるのですものね。それではお待ち兼ねのご主人様、美奈子をよろしくお願いします。」

世話係が美奈子の鎖を竜造に手渡した。

竜造は美奈子を受け取るといきなり膝の上に横抱きにして、抱き締めた。美奈子は初めて男に抱かれて身を硬くした。

「見れば見るほど可愛い子だな、この子は。」

とても暴力団のボスとは思えないほど嬉しそうな竜造は、まるで好きな玩具を買い与えられた子供のようであった。

「どうだ、男に初めて抱かれて嬉しいか。」

「………・」

「そうか、嬉しい訳はないか。」

「………・」

「女とキスをした事はあるか。」

美奈子はかすかに肯いて、「あ、あります」と蚊の泣くような可愛い声で答えた。

「そうか、そりゃそうだな。男だものな。それじゃ、男とキスをした事はあるか。」
美奈子は激しく首を横に振った。

「うん、普通の男は経験が無いだろうな。では今日が初めてってわけだ。」

そう言うなり竜造は美奈子に唇を押し付けた。

美奈子はある程度予想していた事とは言え、生まれて初めて男に唇を吸われる嫌悪感に、顔を背けそうになった。世話係が慌てて言った。

「美奈子ちゃん、逃げちゃだめよ。調教を受けた時に、殿方にキスをされた時にはどうすれば良いのか教えてもらったでしょ。お口を開けてご主人様に舌を入れて頂くのでしょ。」

美奈子がいやいや開いた唇の間から竜造の舌が割り込んで来た。

男に唇を吸われ、口の中を男の舌で犯される情け無さに、美奈子の目にうっすら涙が滲んだ。

見ていた<ドール>の一人が「可哀そう」と小声でつぶやいた。これまで竜造にさんざんいやらしい事をされてきた彼女達にとっても、初めて男に唇を置かされた時のショックの記憶は余程大きかったようであった。

「さあ、今度は舌を出してご主人様に吸って頂くのよ。」

美奈子が唇を吸われたまま舌を小さく出すと、それは強く吸われて竜造の口のかに入って行き、竜造の舌で弄ばれた。

美奈子の唇を嬲りながら、竜造は美奈子の首の後ろに手を回し、耳の後ろを撫でていた。男にキスをされる嫌悪感と耳の後ろの愛撫から来る快感とが混ざり合って、美奈子は「う、う、」とうめいた。

竜造のもう一方の手がドレスの薄布の上から乳房を揉む。もう一つ快感が加わった美奈子は身を捩る。

「あらあら、可愛いドレス姿でそんなことをされて、とても男とは見えないわ。幼い女の子が、小父様に無理矢理いたずらされているとしか見えないわ。それにしてもなんて可愛いんでしょう。」

美奈子は間もなく竜造に唇を吸われた格好のまま行かされてしまった。

まだ快感の余韻が残っている美奈子は、今度は竜造の前に立たされた。床のクッションに身を預けた竜造の目の位置からは、可愛いフリルで縁取られたパンテイが丸見えの筈だった。

恥かしさに身を縮める美奈子の太腿を撫で始めた竜造は、すぐに白い絹のパンテイに包まれたペニスに手を伸ばした。

太腿から来る女性としての性感と、ペニスから来る男性としての性感が、美奈子をいたぶり始めた。 

「あ、そ、そこは、止めて下さい。」

「ははは、おかしな子だ。ペットが飼い主に命令しているぞ。可愛い子だな。」

そう言いつつ竜造の手は美奈子のパンテイなのかに入り込み、じかにペニスをいじり始めた。

そしてついにパンテイは膝のあたりまでずり下ろされ、丸見えになった美奈子のペニスは、竜造の手で優しくしごかれた。

奇麗な超ミニドレス姿でパンテイを下ろされ、男のペニスを愛撫される姿は、美奈子にとってはとても惨めで、竜造にとっては可愛くて堪らず、他の<ドール>や<スレイブ>は我が身の経験からかわいそうに思った。

「ああーっ、いやーっ、恥かしいっ。」

美奈子は今日何度目かのオルガスムに達した。

続く

Zさんからいただきました。美奈子はいよいよ
初めて男性に抱かれちゃいます。
続きを待ってますね。ありがとうございました。


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