****奴隷契約書 7****


今の美奈子は全裸に近い姿をさらしている。

その瑞々しい艶のある膚を隠すのは、きわどい光沢のある純白のハイレグショーツが、股間の物をぴっちりと包みながらギリギリ隠しているだけであり、臀部の方も、Tバックの際どいショーツである。

その壊れそうなまでに柔らかい肌と姿態は、麻縄で見事なまでに対照的に奇麗に緊縛された縄が、胸の上下に食いこみ、両手は背中できつく縛られていた。

その柔らかい、少女の様な膚には、鞭で叩かれた傷が、痛々しそうに残っている。

美奈子は、無抵抗であった。

無理矢理、朱美に女装奴隷娼婦にされてから、恥辱と背徳の調教が続いている。

もはや、美奈子の唯一の正気を保つ手段は、耐える事であった。

今まででも屈辱的な調教を受け続けた。

大勢の前でのSM調教。男に犯される男婦役。女に鞭や浣腸で責められる調教や、四つんばいになり、馬乗りされて、馬の真似事をさせられたりもした。

そんな屈辱と、人間性を無視された日々の中で、美奈子は自分が嫌になってくる。

それは、そんな事をされながらでも、それを待ち望んでいる自分に気付いた時だった。

娼婦の様に扱われる事より、その事に激しいショックを受ける美奈子。

…そして、今も、緊縛された姿で、うつ伏せのまま腰を上げさせられて、股間を朱美に扱かれている自分に、快楽と屈辱の渦に、身をゆだねていた。

朱美は、黒い下着姿だけで、臀部を上げ、開脚させた美奈子の股間の膨らみを優しく擦ったり、揉んだりしながらうれしそうに笑っている。

しかも、肛門の内部にワイアレスのローターが入れられ、細かい振動が美奈子の臀部内で発生し、臀部は軽くゆすっている。

首を横に曲げ、頬をベッドに押し付けながら、美奈子は甘い喘ぎ声と、切ない吐息を洩らし、御尻を揺らし続ける。

「まあ、イヤらしい御尻に相応しい動きね、美奈子ちゃん」

ハイレグショーツの上から、美奈子の唯一男を示す勃起した股間を撫でまわしながら、残った片手で美奈子の臀部を鷲掴みし、Tバックから露出した臀部に、妖艶な唇を押し当てた。

「アンッ!」

美奈子は声を上げた。

朱美はクスクス笑いながら、美奈子のマシュマロの様な柔らかくて食べたら甘そうな臀部に唇で吸い付きながら、股間を弄っていた手が、ショーツから美奈子の、勃起した性器を取り出し、激しく、優しくリズミカルに扱き出す。

「アアァ…、アン…朱美様…やめて…下さい」

「ダーメッ!だって美奈子ちゃんは可愛すぎるからいけないのよ。可愛すぎるから、私の目にとまり、奴隷に選ばれたのよ」

「…あああ、女王様…。イってしまいます!」

「いいのよ。久しぶりに美奈子ちゃんの白濁液。飲みたいのよ」

…不思議な事に、最近の朱美は、美奈子に対して、甘くなっている。

一番最初の頃は、上玉の金の卵としか思っていなかたが、今では、三日に一度は美奈子を呼び、自分が直接可愛がっている。

実際、美奈子の奴隷ランクは、明日の夜からの磔ショーが終ったら、ワンランク上がることが決定した。

これは朱美の決定である。

しかし、『薔薇園倶楽部』の経営関係者は、絶対封建社会であり、頂点に立つ朱美に逆らう事は誰にでも許されない事であり、また会員でも逆らえない。

朱美に逆らえないが、その代わり、極上の女装奴隷の調教や抱く事を許される。

しかも、朱美の選ぶ女装奴隷は、全員が本当の美少女、美女に変身する極上品だ。

裏で制作された女装者のAVは、この裏世界では、有名である。

実際、美奈子も泉水との女装レズシーンと、有紀との、二人の男に縛られて犯され、有紀との強制結合シーンのビデオを撮られている。

「明日は、必死に耐えるのよ。最後の最後まで嫌がらないと、ランクアップなしよ」

朱美は、優しい愛撫を続け、美奈子を昇天させた。


…もっともっと良い事してあげるね。普通の人間では決して味わえない最高の快楽をね」

「…最高…の…快楽…ですか?」

昇天し、大きく息を乱しながら答える美奈子。

「そう、可愛い美奈子ちゃんだからこそ、味わえる快楽よ。普通の男には味わえないのよ。可愛い女の子になれる美奈子ちゃんだからこそ、男に犯される快楽。お姉さまに可愛がられる快楽が味わえるの。…そして、男と女を超越した色香が、多くの人間に、今までにない快楽を与えているのよ。女装の似合う人は、その快楽を他人に与える義務があるのよ。分かった?」

無茶苦茶な論法だが、射精した性器を口で含み、音を立てて白濁液を呑む朱美の行為に残った快楽を再燃させ、美奈子は黙って頷いた。

「そう、良い娘ね。美奈子ちゃん。後は縄を解いてあげるから、私とレズして楽しみましょうね」

それから二時間。

美奈子は妖艶な朱美に抱かれ、彼女の背中に手を回しながら、最愛の人に抱かれる女の気分を味わいながら、朱美に、『女の悦び』を引き出されていった。

 ※

『薔薇園倶楽部』は、多数の場所を所持するし、幾つもの凝った部屋が用意されている。

現在、六人の女装少年、青年が日替わりで調教される場所は、倶楽部の名誉会員である、一流料亭の女将が、自分の経営する料亭の大きな土蔵を倶楽部に貸している。

この土蔵内は、料亭で働く人の殆どが入った事がない大きな土蔵で、何時も厳重に鍵されている。

もっとも、料亭と言うものは、密談するにはもってこいの場所でもあり、お客様達のプライバシーが守りやすい様に、一流になればなるほど、従業員の口も堅いし、必要以上知ろうとしない従業員になる。

よって、大方の従業員は、VIP達が使う場所だと思っている。

その証拠に、身成の良い人々が集まり、女将と、僅かな料亭の人しか対応しないからだ。

…だが、もし、誤ってこの土蔵の中に入ったら驚くであろう。

上質のソファが幾つも置かれ、それらは広くて天井の高い中央の空間に向けられている。

そして、中央には幾つもの拷問道具が並んでいる。

木製の拘束台。三角木馬。様々な鞭や責め具が乗せられた机。産婦人科用の椅子。

天井からは幾つもの鎖や縄が垂れ下がり、人を吊るすためのフックも吊られている。

そして、壁には、十字架と、X字型の磔台があり、そこに今、弘美が全裸でX字台に、四肢を伸ばされ鎖付きの枷で固定され、首輪をされ、うなだれていた。

その少年の足元には、少年が垂れ流した糞や尿が散らばっている。

脚を大きく開脚され、固定された股間の物は、皮を被って、小さくなっていた。

彼の周りに数人の客が満足そうに笑っている。

浣腸器を手にした貴婦人。鞭を手にした初老の男。剃刀を手にして、少年の股間の剃毛をした若い女性等が、今夜の客であった。

弘美は、気を失っていた。

股間の性器を見れば、どれほど搾られたかはわかる。御尻からは血が流れている。

大きなディオルドを手にした壮年がいるが、そのディオルドが赤黒い血の後が残っている。

薄く化粧をされていた弘美は、気を失っていたが、その表情は恍惚状態であった。

この料亭、『空蝉』の女将、佳代子は、四〇代で、最後の美貌を保つ女性である。

今では、この場所を、朱美に貸しており、自分がここを仕切っている。

「皆様、お疲れ様でした。今夜の磔ショーは、これで終わりです。これよりオークションに入ります。今夜最も高額を出した御方が、これから弘美と一晩を過ごす権利を与えます。この土蔵を自由にお使いください。…それと、明日の磔ショーの生贄は、期待の新人、美奈子です!」

拍手が起こった。

 ※

次の日の夕方。

異常な程の逞しい肉体をした屈強な大男の大塚が、小型トラックを運転し、国道を走らせている。

冷凍車であるが、内部は冷凍が入っておらず、暗い暗室となった内部には、大きな拘束台があり、そこに美奈子が、四肢を伸ばされ、X字に手枷足枷できっちりと固定されていた。

美奈子は、腰をくねらせ、今の恥かしい衣装に紅潮している。

その姿態は、悩ましく、官能的である。

美奈子の今の衣装は白銀に輝く鉄製のブラと、股間の三角地帯は白銀の鉄で覆い、腰布がそれを隠している。

…あきらかに、アラブ地方のベリーダンサーが着る様な、装飾品の派手な服であった。

そんな姿で拘束され、艶やかな姿態を晒す美奈子の姿を見ているのは二人。

朱美と柴田である。

朱美は、息を呑み、顔立ちといい、肩や身体の線といい、肌のなめらかさといい、本当に美女にしか見えない美奈子の姿態に、興奮し、感動し、嫉妬した。

(これから、加代子に貸すのがもったいないわ。…だって、加代子は完全なサディスト。美奈子ちゃんを快楽に導くのではなく、本当に虐待するだけだから…)

柴田は、自分の股間が激しく勃起しているのに気付き、美奈子のなめらかな美肌に貪り尽くしたい気分になる。

(本当に、男なのか?この姿。どう見たって、美女じゃねぇか!)

この前までは、女装者に興味はなかった。

だが、この美奈子と出合ってからは、眠っていた性癖がゆっくりと首を擡げた。

そう、本当は、この美奈子を抱きたい!最高の美女を抱くように、優しく、丁寧に愛したい!

その気分が最近強くなり、この前ついに、美奈子の代りに、弘美を抱いてしまった。

初めて男を犯し、抱いた時、柴田の中で新たな自分に気付いたのだ。

黒衣の背広の柴田は、真紅の薔薇の刺繍の入った、漆黒のチャイナドレスを着た朱美に、

「この衣装で、本日のプレイを?」 

「ええ、今日は、徹底的に嬲られるわよ。私も加わりたいわ。…柴田、あなたは?」

「…はい、私も、徹底的に抱いてみたいです」

「…正直ね。何れ抱かせてあげるわ」

意外な台詞に、柴田は歓喜するのを押え、一礼した。

「…それにしても、よく悶える奴隷ですね、朱美様」

確かに先ほどから美奈子は、甘い吐息を洩らし、腰をくねらせている。

「まあ、オチ×チンと、袋の間にローターを挟んでいるからね」

二人は笑いながら、四肢を押えられ、悶絶するベリーダンサー姿の美奈子に欲望と、淫猥な眼光を向けている。

その時、車が停まった。それと同時に、バックする警笛音がする。

「着いたようね。ローターを取ってあげましょう」

白銀に輝く鉄製のビキニからローターをひとつ取り、朱美が笑う。

 ※

人目を忍ぶように、料亭『空蝉』の中庭から、土蔵に美奈子は連れて行かれる。

その時は、上から毛皮のコートを着せられ、その妖艶なダンサー姿を隠されているが、両手は背後で手錠に掛けられ、首には首輪をされ、咽喉元に、「E・美奈子」とプレートがあった。

その首輪に鎖で朱美に引っ張られ、横に柴田と大塚が着いている。

「大塚。美奈子の背後だけどな、Tバックで、前の三角地帯を細い鎖で繋いでいるだけだぜ」「ほう、それじゃ、菊の御紋は、殆ど見えているわけか」

愚劣な会話に、美奈子は紅潮する。

朱美はその会話を楽しそうに聞き、鎖を引っ張り、土蔵内に連れ込む。

奥の大きな部屋に通される前に、横の小さな部屋に入れられ、そこで毛皮を取られ、ベリーダンサーの衣装の姿で背中で手錠を掛けられた哀れな姿がさらされる。

その姿は、本当に美女の姿そのもので、三人とも、思わず姿勢を正し、その美しさに見惚れていた。

だが、朱美が我に帰り、首輪を外し、手錠も外し、近くにある拘束台に寝かせる。

美奈子は再びX字に固定された。

大塚も柴田もマジマジと、黒い革ベルトで手首足首を拘束された美奈子の姿態を見つめる。

小さくふくよかな唇。処女雪の様に透き通る純白の白い艶のある肌。肩や腰、脚の線などはどうみても女性の艶やかなラインをしており、胸が無くても、胸があると錯覚してしまいかねない女の色香を放つ女装者。

開脚された脚や腰の線などはどう見ても女性としか思えなかった。

その股間の鉄製のビキニは、それを覆い隠す腰布で隠れていたが、それが淫猥な色気を放ち、二人は生唾を飲み込む。

「さあて、美奈子ちゃん。今夜の美奈子ちゃんはベリーダンサー。その姿で数人のお客様に責められるのよ」

「おお、お客様になりたいね」

柴田の言葉に他の二人も笑う。

「ここは、完全な拷問コース。磔にされ、鞭で叩かれるの…。貴女に性的快楽を与えるのではなく、肉体的苦痛を与える連中ばかりで、痛い目にあうわよ」

「その代わり、新しい虐められて喜ぶ自分を発見できるぜ」

再び哄笑が起こり、美奈子は怯える。

朱美は、鞄を開け、その中から、白銀に輝く幾つもの装飾品を取り出した。

どえもこれも、凝った飾りや装飾がされている。

「これはね、美奈子ちゃんのイヤらしいスケベな姿態に合わせて作った装飾品よ」

まずは細長い筒のような装飾品を取り出す。中央には大きな琥珀の宝石が埋められ、それを中心に、優雅な装飾されている。

「これは、首輪。細い美奈子ちゃんの首輪にフィットして作ったのよ。首全体を囲むの」

そう言って、筒を割り、前から美奈子の首にあてがい、再び閉じる。

しなやかな美奈子の首にピッタリとくっつき、咽喉元の琥珀が静かに輝く。

「これは左腕につける腕輪。ここにも宝石がついてるわ」

それは柴田がつける。

「これは、サークレット。本物の純銀で作ったのよ。お姫様がつけそうな装飾品でしょう。胸元に着ける同じ装飾品もあるのよ」

額と胸元に、大小大きさの違う装飾品が付けられた。

今度は四つの小さな筒で、同じく白銀に輝く、優雅な装飾をされたものである。

「これは手首足首につけるもの。鎖で固定出来る様に、リングが付いているのが特徴ね」

三人が、それらを美奈子の四肢につける。

「後はこれらよ。とっても柔らかくてイヤらしい美奈子ちゃんの太腿に付けるリングと、手首や足首に付けるリングもね」

太腿を撫でまわされながらも、その蛇をかたどったリングが美奈子の太腿に付けられた。

美奈子の美肉である太腿を締め付ける様な蛇で、精巧に作られている。

そして手首足首に、再び小さなリングを嵌められた。

こうして、美奈子は完全なベリーダンサーの姿にされ、朱美が美奈子に化粧を施す。

アイシャドウを塗りながら、美奈子をエキゾチックな美女に化粧していく。

「ううん、口紅が淡いかしら?」

朱美が言うと、柴田が哄笑しながら、

「朱美様の口紅を分けたらどうです?今の朱美様の口紅は濃いですから」

「それ、いいわね」

朱美も嗜虐的な笑みを浮かべ、血の様に濃い赤い唇を、美奈子の唇に押し当てた。

「ウン!ウンンググッ!」

いきなりの口付けに美奈子は驚くが、朱美に開発されている美奈子は彼女の濃厚な口付けに、全身の力を失い、朱美の官能的な口付けに身をゆだねた。

唇が離れた時、二人の唾液で糸が引くが、美奈子のふくよかな唇は、真紅に染まった。

「さあ、目の前の鏡をみてごらんなさい」

朱美の命令通りに、大塚が用意したキャスター付きの大きな鏡を見る。

(えっ!?)

美奈子は思わず、驚いた。

鏡には、拘束台に四肢を繋がれたエキゾチックなベリーダンサーの美女が映った。

白銀の装飾品と、白銀のコーティングされたブラとビキニ。そして、股間は、腰布で前と背後を隠し、太腿横から露出している。

まさしくエキゾチックな、ベリーダンサーであった。

(これが、私?)

ただ、本物のベリーダンサーは自信と、妖艶な色香を漂わせているが、美奈子のダンサー姿は、被虐とマゾヒスティクな、見ている者を嗜虐と、サディスティックな気分にさせる官能的な姿であった。

「あぁら、可愛いわね。今度はその姿で私が可愛がってあげるね」

「朱美様。俺が美奈子を抱くときも、この姿でお願いします」

三人が笑う中、部屋に一人が入って来た。

佳代子である。

朱美が、洋風の美女なら、佳代子は和風の、凛々しく、攻撃的な美女。

和服姿が良く似合うが、鉄火肌の極道の妻を連想させるが、それが彼女の性格でもある。

「朱美。この子が、今夜の生贄かい?」

「ええ、そうよ。美奈子ちゃん。私のお気に入りだから、あんまり痛めつけないでね」

佳代子は、最後の美貌を保つ歳だが、その最後の美貌を輝かせている。線香花火の最後の如く。

その佳代子が、怯える美奈子に近付きながら、

「本当に、男の子かい?私をからかってるんじゃないだろうね?」

「男の子よ。とっても可愛い可愛い男の子」

朱美が言うと、佳代子は突然手を伸ばし、ビキニと腰布の下に手を突っ込み、美奈子の股間にあるモノを激しく強く握った。

「ああぁっ!」

物凄い握力で、美奈子のそれを全体的に握り潰す様に握る。

「やめてぇ!」

美奈子は叫ぶ。本当に潰されると思ったのだ。実際、佳代子はそれくらいの勢いで握っている。

「へえ、本当に男の子だ」

「潰さないでよ。私は、オチ×チンを持った女の子が好きだんだからね」

「分かってるわよ。私が欲しかったものを持っているから、悔しくて仕方ないのさ」

手を離すと、美奈子は潰されそうな痛みと恐怖から解放され、うなだれた。

「美奈子。今夜は私の言う事聞くのよ。あなたは今夜、六人の人間の前で、拷問されるのよ。浣腸や、アナル調教なんて、遊びみたいなものじゃないよ」

そう言って、美奈子の頬を一発叩いた。

甲高い音がして、美奈子は痛みに怯え、

「止めて下さい!」

「やめて欲しかったら、私の言う事聞くんだ。それに、張り手に耐えれなくてどうする?鞭が基本で、石抱き責めや、逆海老吊り、木馬が当たり前の場所なんだよ」

佳代子が再び、美奈子の頬を二度連続して叩く。

「生意気言うんじゃないよ。男に犯され、女に腰を振るイヤらしい奴隷の分際で!」

佳代子は、完全なサディズムであるが、嫉妬も混ざっている。

どうして朱美の連れてくる奴隷は、こんなに美しく、若いのだろう?もう、枯れていく自分の美貌に佳代子は絶望し、女より美しい男には、悪魔的な嫉妬を見せつける。

「昨日の弘美は、御尻が裂けちまった。それでもその後男に犯されてね」

凄い残忍な笑みが浮かぶ。

「今までが、スチュワーデス、レースクイーン、セーラー服。で、今日はベリーダンサーかい。面白そうだね」

朱美に笑いながら言うと、彼女は頷き、

「昨日みたいに、弘美を壊さないでね。今、入院中なんだから」

「分かってるって、でも、楽しい楽しい拷問ショーになりそうだね」

朱美と佳代子の、残忍な笑みに、美奈子は怯え、二人に止めてくれるように哀願した。

…当然、受け入れられず、残酷な拷問ショーの時間が一刻一刻近付いていく。

夜は、更けたばかりだ。

またまたbaさんからいただきました。
そんな風に調教される毎日を過ごしたら嬲られて
知らない男性に体を貫かれる屈辱を楽しむようになっちゃいますよね。
つぎが楽しみですね。待ってますね。ありがとうございました。


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