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****奴隷契約書 6**** |
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眠らない街、東京。 治安は悪くなったとはいえ、世界中の主要都市の中では信じられぬほどの安全性と、魅力的な街。 その魅力的な街にも、背徳と犯罪の匂いが漂う場所があるのは間違いない事実だ。 某ホテル二三階のスイート・ルーム。 ここでは、現在幾つもの犯罪が行われている。 強制ワイセツ。売春。監禁等である。 その室内の大きなベッドの上で、薄桃色の光沢のある生地で作られた可愛らしいミニのチャイナドレスの美女が、胸の上下に縄で縛られ、後手に縛られ、足首も閉じて縛られて、寝かされていた。 その美女の背中から、中年の精悍な男が男物の黒のビキニパンツ姿で、抱きつき、スリットの入ったミニの中に手を忍ばせ、美女の股間を弄んでいた。 「美奈子。君が無理矢理娼婦をさせられているのは知っている。…だけど、こっちも大金を払って、君を買ったんだ。その値段分は楽しませてもらうよ」 ドミノで顔を隠しているので、素顔は分からない。 だが、素顔を晒せば、テレビの時代劇で活躍する俳優だと分かるであろう。 その中年俳優の肉体は、年齢に思えぬ程引き締まっている。 まるで狼の様に、瞬発力と持久力を見事に兼ね備えた美丈夫な肉体であり、無駄な脂肪が皆無で、機械の様に精密に動く褐色の膚に身を包む筋肉が、美奈子の柔肌を抱きしめている。 その俳優は、背後から美奈子の項に唇をあて、舌を滑らせたり、熱い吐息を耳に吹きかけたりしながら、美奈子の反応を楽しんでいる。 その上、時に乱暴に美奈子の股間のものを潰すように握ったり、優しく揉み解したり、触れるか触れないかのタッチで、触ったりしている。 「可愛いね。まるで生娘の様な膚だ。君のHPを何度も見ていたが、君を抱いたり、縛ったりしている人の写真を見る度に、彼らに嫉妬していたよ。だけど、今夜は徹底的に私のオモチャになってもらうよ」 そう言いながら、俳優は、精密機械の様に動く筋肉で美奈子を激しく抱きしめながら、女性用のショーツとストッキングに押さえつけられ、それらを突き破らんばかりに勃起している美奈子のぺ×スを揉み解した。 「ああ、うううぅ…ハァ、アアアァァァァ…ハアッ、ハアッ…」 束縛され、美丈夫な肉体に抱きしめられ、その上、気持ちとは逆に、激しく勃起した「それ」だけは、嬉しそうにもがいているのだ。 その俳優は、実に手馴れた手付きであった。 「フフフッ、美奈子。やっぱり君は、良い娼婦になるよ。身体は嫌がっても、ちゃんと反応し、その嫌がる顔の可愛らしい事」 そう言いながら、俳優は、美奈子の顔を自分の方に強引に向け、猿轡を外し、これまた強引に唇を奪った。 「ム!」 強引だが、慣れた男の技であった。 強引に美奈子の唇をこじ開け、蛇の様に蠢く物が、美奈子の口内に侵入してきた。 「い、いやァ…」 口を口でふさがれ、声にはならない。 だが、その蛇の様な物体は、美奈子の口内を愛撫し、美奈子の舌と絡み合う。 (…ああ、駄目…気が変になりそう) 美奈子は思う。そう、もう心も身体も女になっていた。 逞しい中年に襲われ、犯される美女。 それが今の自分だと思った。 諦めではない。この中年のテクニックに開発された…と、言うのが正しいのかも知れない。 今、自分はこの男に無理矢理犯されようとしているのだが、執拗な股間への愛撫が、美奈子の理性を壊し、快楽への虜へと変ぼうさせた。 口は、俳優の舌に進入を許しいぇしまい、美奈子の口内をナメクジや蛇の様にはいずり、美奈子の舌とも絡み合う。 そして、男の右手は、チャイナドレスのスリットから股間にストッキングとショーツの中に強引に進入し、美奈子の苦しそうに押さえつけられていたぺ×スを優しく、時に握り潰すように愛撫し、そして残った左手の中指が、美奈子の臀部の裂け目にあてがわれ、Tバックのショーツを避けて、その指が美奈子の菊座に触れた。 「あああぁ」 稚児趣味のある男のテクニックである。慣れた手付きと舌の動きで、美奈子の奥底に眠る欲求を目覚めさせる。 口と性器と肛門を弄ばれ、美奈子は抵抗感と恥辱を奪われつつある。 男が、美奈子のふくよかな唇を奪っていた口を離し、二人の口の間に唾液の糸が繋がる。 男は笑い、美奈子の肛門に、指を深く進入させた。 「ああ、あああ」 美奈子は腸内に進入する指に嫌悪感を感じる。 「先ほども言ったが、美奈子のHPで、君を抱いている人の写真を見ると、彼等に嫉妬したよ。だけど今夜は、彼等が私に嫉妬する番だ。何故なら、今夜は心身ともに美奈子は私の恋人になるんだからね」 男の右手が、腸奥までめり込んだ指が激しく動き出した。 「心配しなくていいよ。私は緊縛趣味はあっても、サディストではない。痛い目はみないよ。ただ、女の様に抱かれるだけだ」 そう呟いて、美奈子の菊座に、もう一本の指を侵入させる。 「嫌アアァ!」 男の指が、美奈子の肛門を拡張し、広げていく。 「うん、柔らかいが、締まりも良い。後でゆっくり味あわせてもらうよ」 そう言って、美奈子の肢体にフィットしたチャイナドレスの上から美奈子の胸に顔を埋めた。 まるで、赤子が母親の母乳を探し、貪るように、美奈子の緊縛された肢体を貪っていく。 美奈子は、その手馴れた男の行為に心身ともに支配されつつあった。 耳元で愛の言葉を囁かれ、美奈子の性感帯を知り尽くしたような指の愛撫と掌の愛撫。 チャイナドレスの上からでも、美奈子の性欲を高める愛撫であり、美奈子の全身からは羞恥心や、理性は既に身体から離れ、その肢体を縛る縄は、美奈子の性欲と背徳だけを体内に縛りつけている様であった。 俳優は、最愛の人を抱きしめる様に、緊縛された美奈子を抱擁し、最愛の人と唇を重ねる様に、美奈子のふくよかな唇に、自分の口を押し付けた。 その強引な接吻同様、美奈子のストッキングとショーツも強引に脱がせる。 もう美奈子は抵抗しなかった。 いや、この男の巧みな愛撫に完全に屈服し、今では男に次に何をされるのかに期待している程であった。 美奈子は全身を背徳と快楽に身を任せた。 腰に電流が走り、男にさんざん奪われた唇から、甘い喘ぎ声を洩らす。 緊縛された身体をくねらせ、股間にまとわりつく男の口による刺激によって、女の様な声と仕草を見せていた。 男は、美奈子の腰を掴み、ベッドに押し付け、ミニスカートの中に顔を入れ、股間に顔を埋めていた。 男は陶酔した顔で、美奈子の股間の性器を口に含んでいた。 男は、口で美奈子の性器を包み、熱い吐息をかけながら、舌で巧みに舐め続ける。 亀頭の部分や、蟻通し、尿道を舌先で刺激しながら、アンモニア臭の強い、だが、可愛らしく膨張した性器を舐め続けた。 まるで、何かに憑依された様に、無心でしゃぶり続け、ピチャピチャ音を立てる。 「ああ、もう駄目…」 美奈子が事切れそうになると、男はフェラチオを止め、美奈子の様子を見る。 男にとって一番辛いのは、射精寸前に止められる事である。 美奈子はまさに、その地獄を先ほどから四回も味わっている。 「お願いです…意地悪しないでイカせて下さい…」 紅潮し、完全に性の奴隷と化した美奈子を見て満足に男は笑う。 男は、ビキニパンツを脱ぎ、完全に裸になった。 機械の様に動く逞しい筋肉と同じく、強靭な逞しさを見せる男の一物が、天井に向かってそそり立っている。 男は強引に、美奈子をうつ伏せにして、腰を浮かせる。 後手に縛られた美奈子の肢体は、胸と顎をベッドにつけ、膝から腰を浮かせた状態にさせられる。 男はその背後に立ち、スカートを捲し上げ、下半身を剥き出しにした。 (…本当に男のお尻に思えないな) 満足そうに笑い、官能的に甘い吐息を洩らす美奈子により一層の加虐心を起こさせ、野獣になる自分に気付く。 これから、この美奈子を犯せるのだ。興奮と共に、何とも言えない恍惚感が自分を支配する。 こんな気持ちは一五年前に、TVドラマの主役を手に入れた時以来だ。 (そう、俺は選ばれた男。スターなんだ。こんな美しい女装者を犯せるのも、選ばれた者の特権なんだ) 男は、美奈子のお尻に、自分の強固で逞しい性器をあてがう。 「…あ、…」 美奈子が呻く。 その瞬間、美奈子の臀部に激痛が走った。 生暖かいが、硬いものが腸内に一気に侵略してきたのだ。 脳天まで打ちつけられた気分と、胃の中のモノ全て吐き出しそうになる感覚が美奈子を支配した。 だが、それと同時に、股間の自分のモノが、男の手によって激しく扱かれる。 「ウォォォ、ウム!アアアアアァァ!」 美奈子は絶叫した。 男が激しく腰を振ってきた。 それと同時に、腸の奥まで深くめり込み、括約筋も最大限まで強引に拡張され、串刺しにされた激痛が全身を支配する。 …だが、激痛が何時の間にか恍惚に変わり、美奈子はその心地良い痛みに心を奪われた。しかも、熱く膨張した股間も扱かれているのだ。 幾つもの性的な刺激が、美奈子を完全に包み込んだ。 男は激しく腰を動かし、美奈子の性器を握る右手も激しく扱く。 そのまま男は、美奈子と合体したままベッドに座り、その上に美奈子を乗せたまま扱きつづける。 「ああ、いいぃ…」 美奈子は耳の裏まで赤くなり、男に与えられた快楽に身を任せた。 そのまま男は美奈子の肩に自分の顎を乗せ、そのまま美奈子の顔をこちらに向けさせ、再び唇を奪い、美奈子の口内に舌を進入させた。 性器を激しく扱かれ、お尻は奪われ、唇も奪われ舌を絡めてくる…。 美奈子は激しい痙攣の後、絶頂に達し、大量の白濁液を放出し、失神した。 だが、男は失神した美奈子を犯し続けた。 気を失い、力を失った美奈子の性器を扱き続け、美奈子の項に唇を這わせながら、五分後、男も美奈子の体内に、大量の白濁液をぶちまけたのだった。 ※ 男に一夜、陵辱され、自分の部屋にようやく戻れた美奈子は、数々の陵辱の余韻で疲れきっていた。 部屋に戻って、直ぐにベッドに眠り込む。 チャイナドレスの女装のままで…。 美奈子は夢を見た。 全裸の自分に茨が伸びてきて、自分の裸体にからんでくる。 茨は、獲物を締め付ける蛇の様に、美奈子の柔肌に食い込み、棘が美奈子の処女雪の膚を傷つける。 美奈子の茨で縛られた裸体は宙に浮かび、茨は美奈子を強引に引っ張る。 引っ張る先には、重々しい扉があり、扉の向こう側には、朱美が笑って立っていた。 朱美は、両手を広げ、美奈子を抱きしめる体勢を取った。 朝、起きて、PCのメールを見れば、再び地獄の誘いがあった。 今度の休日に、美奈子を主役にした磔ショーが行われる事になったのだ。 そして、その前に、二日後の夜。こちらの倶楽部で泊まる用意をする事と、書かれていた。 美奈子は悲しかった。 何が悲しいかといえば、このメールを見ただけで、身体が火照り、股間が大きく勃起するようになった事だ。 こんな身体になった自分が、悲しく、恥かしかったが、どんな事をされるのか、楽しみにしている自分の存在も、認め、涙ながらに笑った。 ※ …二日後の深夜。 『薔薇園倶楽部』の一室で、朱美が大画面の液晶TVに再生されるビデオを説明していた。 ビデオの内容は、一人の女装美少年が、二人の屈強な男に押さえつけられ、説明をしながら、陵辱するという内容であった。 説明は、その陵辱される美少年が、どの様な変態プレイの状況になった時、どう対応すれば良いかとか、お尻を奪われる時は、力を抜き、息を吐くようにとかの説明であった。 そのTVの前で、6人の美少年、美青年がいた。 彼等は、首輪をされ、全裸に近い姿で、高手後手縛りにされ、正座をしてた。 唯一、身に包むものは、それぞれ色取り取りの、ハイレグショーツだけであり、背後から見れば、Tバックになっている。 もう、完全に最低限しか隠しておらず、ストレッチ素材の伸縮性に富んだ生地の為か、股間の膨らみをピッチリと隠し、フィットしている。 6人の女装者は、誰も彼もが美しく、男色の趣味を持たない男ですら、思わず興奮してしまうほどの色香を持っていた。 6人のふくよかな唇には、自分の穿いているハイレグショーツと同じ色のプラスチック製のボールギャグを咥えさせられ、固定されている。 その6人が、ビデオの美少年が犯され、拷問される姿を、衝撃と興奮と背徳の気持ちに支配されて、見ている。 誰もが、股間を膨らませ、中には、先走りのカウパー液を出している女装少年もいた。 「…分かったわね。これから6日間、貴女達は磔プレイの主役を交代で行うのよ。 どんな調教にも耐えて、皆を喜ばせるのよ」 朱美の解説が終ったと同時に彼女は去った。 それと同時に、柴田がマイクを持って説明する。 「今日の、朱美様の話を聞く態度。二人ほど悪かった。よって、これからその二人へ修正を加える」 そう言うなり、四人の黒服の男が入ってきて、6人の内の2人を強引に立たせ、隣の部屋に連れて行く。 連れて行かれたのは、美奈子と弘美であった。 弘美は、6人の中で最年少の16歳で、愛らしい美少女に変身する。 その2人が隣の、本来はSMステージと使われる小規模のステージに連れて来られ、縄を解かれたが、直ぐに両手首を交互に合わせ縛られ、吊るされる。 その後、残りの4人の女装奴隷が現れた。 先ほどの姿と違い、自分達の穿いていたハイレグショーツと同じ色のブラジャーと、ストッキングを穿き、ハイヒールも履いて、手には鞭が持たれていた。 「やれ」 柴田の命令と同時に四人の女装奴隷は、美奈子と弘美に、力いっぱい鞭を叩きつけた。 甲高い肉を撃つ音が響く。 美奈子と弘美は絶叫に近い悲鳴をあげる。 当然である。爪先で立てるくらいに吊るされているのなら、身体に力が入らず、防御に身を引き締める事が出来ない。 鞭の痛みが、そのまま二人の臀部、胸に叩きつけられる。 四人の鞭を撃ち付ける奴隷に容赦はない。 もし、手を抜いたら、今度は自分が鞭を撃たれるからだ。 「もっと強く叩け!」 柴田の命令により、四人の女装奴隷は、脚を開き、腰に力を入れ、二人の奴隷に叩きつける。 両手を吊るされ、鞭が激しく叩きつけられる二人の哀れな奴隷は、激痛に歯を食いしばり、耐えていたが、先に弘美が失神した。 弘美の大きく勃起し、ショーツを突き破らんばかりに膨張していた股間に、鞭がまともに命中したのだ。 弘美の絶叫が、部屋に響いた。 大きく膨らんだショーツから、粘っこい白濁液が滲み、ショーツを汚し、弘美は失神した。 それは、弘美にとって良かったかもしれない。何故なら鞭から解放されたからだ。 だが、美奈子には地獄であった。 弘美を責めていた二人が、美奈子にやってきたからだ。 四人の奴隷はそれぞれ、美奈子の胸、臀部、股間、背中に鞭を叩きつけた。 今までの倍のスピードで鞭を浴び、美奈子は吊るされた肢体をくねらせ、絶叫とも喘ぎとも分からない声を洩らした。 そして、弘美と同じ悲劇がきた。 股間にまともに鞭があたり、激痛と同時に、気絶する。 柴田は、美奈子の気絶を確認すると、鞭を振るうのをやめる様に命令した。 「もう、お前達は帰っていい。弘美は俺が今から抱く。美奈子は朱美様の部屋に連れて行け。そこで解散だ」 朱美の寝室で、先ほどの姿のままで緊縛された美奈子が手足を背中で逆海老の姿で縛られ、転がっている。 その傍で朱美が、黒い光沢のあるボンテージ姿で、ハイヒールを美奈子の淡い桃色のハイレグショーツで包まれている股間に踏みつける。 朱美は嬉しそうに呟く。 「ああ、美奈子ちゃんは私のペットね。この調教パーティが終ったら、奴隷の階級を上げてあげるわ」 朱美は陶酔し、脚に全体重をかけ、美奈子の股間を踏みにじる。 美奈子は陶酔と快楽の渦の中で、我を失い、快楽の喘ぎ声をあげた。 (続く) |
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またまたbaさんからいただきました。 |
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