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****奴隷契約書 5**** |
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長い一晩であった。 美奈子が自室に戻ったのは夜が明ける頃であった。 無残で残酷な一晩であった。 ゴロツキの三人の少年に拉致され、トラックの荷台の中で、拷問を受け、彼等に犯され、彼等を操る朱美と言う、攻撃的な美貌の女性にオモチャにされて、男としての精を絞られ、彼女の経営する、裏の男婦専門のステージで、大勢の人々の前で、辱められ……。 そして、その後にも、仮面で顔を隠した男と女に一人づつ、ベッドで犯された。 美奈子は自分の部屋のベッドにそのまま倒れた。屈辱的な一夜ではあったが、性欲や食欲よりも人間の本能で最も強い、睡眠欲が美奈子を支配していたので、深い眠りに入った。 一晩で二桁近い射精を行われたのだ。無理もなかった。 美奈子はそのまま、深い深い眠りに付いた。 夢であったのだろうか?それから何事もなく、普段どおりの生活が戻ってきた。 何時もの通りの生活が戻り、インターネット内での、自分のHPでの活動を行い続ける。 仕事、生活、睡眠、どれもこれも普段の生活が戻ってきた。 そう、生々しい夢だったのかもしれない。 そう美奈子が思い、HPで、自分の新たな写真を撮る為に、会員の一人と一緒にホテルに入り、看護婦姿で緊縛される写真を撮った。 その時、相手の男が縛りながら言う。 「美奈子さん、綺麗になったよ。…なんだか、今までと違う色気がある」 そう言われたのに、驚きながらも、写真を撮った。 だが、悪夢は通帳に刻まれていた。 写真撮影も終わり、銀行により、通帳記入を行った時、通帳に、20万円の大金が振 り込まれていた。 美奈子は驚き、それが、「薔薇園倶楽部」からの、振込みだと理解した。 そして、帰宅して、パソコンを起動させると、メールの中に、名前が、「朱美」と件名が、「薔薇園倶楽部」のメールが届いていた。 怯えながらも開封すると、その日の悪夢の写真が写っている。 美奈子が上半身セーラー服姿で、縛られ、男に無理矢理犯されている写真であった。 『美奈子へ。可愛くてよかったわ。×日は美奈子の休日よね。その前日の夜から「薔薇園倶楽部」へいらっしゃい。あなたを抱きたいと言うお客様がいるのよ。 来な かったら、この写真を含めて20枚ほど、ポルノショップで売られるからね。その時、K公園の駐車場に、白いキャンピング・カーが停まっているから、その車に柴田がいるから、それに乗ってきなさい。 朱美』 美奈子は、愕然として、自分が娼婦同然になってしまった事に怯えた。 だが、何故か身体が火照り、股間が激しく勃起した自分にも驚き、思わず複雑な気分になってしまった。 その約束の夜が来た。 後からメールで、もう直ぐ小包で送られてくる服に着替えて来なさいとの命令があり、美奈子は届いた小包の服を見た。 それは、薄桃色のミニのチャイナ・ドレスであった。 薄桃色の生地に、銀の糸で薔薇の刺繍が胸にされている物である。 他にも、薄桃色のストッキングと、ショーツとフルカップのブラジャーも入っており、他にも一枚の紙が入っており、 『この服を着てきなさい。これは命令よ。縛られて男に抱かれる仕事だから、仕事が終ったら、また振り込んでおくからね。前の金額は振り込まれていたかしら?』 そう、書かれた手紙を読み、美奈子は、どうして良いのか分からないまま崩れ落ちた。 遊びでの女装と緊縛は好きだが、強制されて、しかも、娼婦と同じ身分にされた事に、ひどいショックを受けている。 (でも、…今は娼婦になるしかない…。もう、それしか道はない) 美奈子はそう決心し、服を脱ぎ、その服装に着替えた。 約束の公園の駐車場までの間、美奈子は美しいチャイナドレスの美女に変身した。 その場所につくまで、多くの人々の注目を浴びながら、女性として歩き、街を歩く男達の好奇心と善望と欲望の眼差しに見つめられ、女性からは憧れと善望の眼差しで見られている。 それを肌で感じながら、チャイナドレスの上に毛皮のコートに着込み、約束の駐車場に着いた。 メールで書かれていた白いキャンピング・カーは直ぐに見つかった。 後部のキャンピング・ルームの扉の場所に、黒服の男がいた。 大蛇の様に、のっぽで太く力強い肉体の柴田である。 柴田は、その爬虫類を思わせる冷たく、険しい眼光を美奈子に向けた。 美奈子は、その柴田の眼光だけで怯え、見えない鎖で縛られた様に動けなくなる。 だが、その柴田も、美奈子のチャイナドレス姿を見て、一瞬驚き、その眼光に、美を映し、姿勢を正した。 (…こいつ、本当に男か?) 柴田はそう思いながらも、自分の股間が激しく変化したのに気付いた。 (…男色に興味のない奴でも、この美奈子を見たら、迷うだろうな) そのチャイナドレスの美奈子を信仰しかねない自分を自制し、威圧的に美奈子に近付く。 「乗れ、コートは預かる。脱ぐんだ」 暴力団の様な迫力に美奈子は怯えながらも、コートを脱ぎ、柴田に渡す。 そして、そのままキャンピングルームに乗せられる。 乗せられた同時に、柴田は美奈子の両手を背後にねじり、持っていた黒ゴムの紐で縛る。 「うっ!」 柴田は鼻息を荒くして、美奈子の両手首を重ねて縛りながらも、妖しげな気分になる。 (本当に、女を縛っているみたいだ。俺も本気で美奈子を犯したくなってきた) そう思いながらも、後手に縛りあげ、背筋を伸ばすように命令し、ドレスのミニから伸びる長い脚のストッキングで包まれた太股を見て、思わず本気で押し倒しそうになる。 だが、任務を思い出す。自分は美奈子を今夜の客の待つホテルまで届ける事である。 「さあ、部屋のソファーでも座ってろ」 そう言って、中の狭いが落ち着いたシックな室内に倒された。 うつ伏せに倒れた美奈子を見下ろし、柴田は倒れた時にめくれあがったスカートから見える薄桃色のショーツを見て興奮しながらも、外に出て、運転席へ向かった。 美奈子は、不自由な両手で巧いこと立てずに、芋虫の様に這いずる。 後手に縛られ、床に倒れた緊縛のチャイナドレスの美女。 知らぬ人が見れば、とても青年には見えず、美女としか見えないだろう。 車が急発進した。 その勢いで、美奈子の肢体は転がり、近くのソファにぶつかった。 美奈子は、ソファがクッションになってくれたおかげで、痛みは感じなかったが、自分の目に、一人の美女が映ったのに気付いた。 向かいの小さいが、趣味の良いソファに、真紅の絹で作られた、ロングのチャイナドレスの美女が、優しく美奈子に微笑んでいる。 そのドレスが豊満なボディにフィットしており、豊かな胸の場所に、金の糸で刺繍された竜がより、豪華なドレスに見せている。 スリットも腰まで深く入っており、そのスリットから、細胞のひとつひとつから、濃厚なフェロモンを放出しているような腿が、真紅の網タイツで覆われている。 朱美であった。 「お久しぶり、美奈子ちゃん。フフッ、チャイナドレスがとってもお似合いよ」 朱美は無邪気だが、攻撃的な笑みを向け、獲物に飛びつく肉喰獣の如く、強引に美奈子の肢体に飛びつき、唇を奪った。 (ああ、もう、駄目…朱美女王様) そう、もう朱美の手にかかれば、美奈子は蛇に睨まれた蛙であり、蜘蛛の巣に引っかかった蝶であった。 抵抗しようにも、腕を捕まれただけで、美奈子は全身縛られた様に動けなくなり、見つめられただけで、男に強引に抱かれる生娘の気分になり、唇を奪われれば、好きな男性に身も心も捧げる女性の気分になり、肢体を押さえつけられれば、磔にされ、神の生贄に捧げられる寸前の処女の気持ちになってしまう。 「元気にしてた?もう、私は美奈子ちゃんに会いたくて会いたくて仕方なかったのよ。私の経営する『薔薇園倶楽部』の、娼婦とはいえ、美奈子ちゃんは私の可愛い可愛い奴隷なのよ」 そう言いながら、床に美奈子を押し倒し、片手を美奈子のミニのスカートの中へ獲物を狙い、ゆっくりと近付く蛇の様な動きで、美奈子の太腿を滑らせて、股間に手を移す。 美奈子は思わず、悲鳴と、甘い吐息を同時に洩らし、腰に電流が走った。 「ああ、朱美女王様…」 「ああ、私の美奈子ちゃん。私の…美奈子ちゃん」 嬉しそうに呟き、真紅のチャイナドレスの美女は、薄桃色のミニのチャイナドレスの美奈子を押し倒し、悶える美奈子の顔を嬉しそうに見ている。 「…でもね、美奈子ちゃんを捕らえて、調教したのに大分経費がかかったのよ。だから、その費用分はしっかり、この可愛い助平そうな身体で稼いでね」 そう言いながら、再び美奈子の唇を奪い、掌で美奈子の股間の袋を握り潰すように、きつく握った。 「今夜の仕事が終ったら、私がたっぷりと可愛がってあげるね」 ※ 東京の某ホテル二三階。 柴田は、大きなトランクを持ち、ある一室に持っていく。 目標の部屋の前で、軽くノックすると、中から男の声がした。 「誰だ?」 「薔薇園から来ました柴田です。御注文の新しい薔薇を持ってきました」 「美奈子に捧げる薔薇だろうね?」 「はい」 最初の柴田の質問は暗号であり、その暗号に対し、購入した奴隷の名前で、捧げると答えて、客だと判断するようになっている。 しばらくしてから部屋の鍵が解かれる音がした。 だが、柴田は入らず、20秒ほどしてから中に入る。 そして、入った場所に大きなトランクを置き、そのまま柴田は部屋から出て行っ た。 再び鍵がかかると、浴室から、バスローブ姿の中年の男が出てきた。 中年とは思えないほどの、美丈夫な肉体と、若々しい顔を所有している。 だが、その顔は、黒いドミノで顔を隠している。 そのドミノを外せば誰もが驚くであろう。 人気時代劇俳優で、最近時代劇で主役の剣豪役の多い男である。 その俳優が、トランクをベッドルームまで運び、トランクを倒し、開けた。 すると、中に、薄桃色のミニ・チャイナドレスの美奈子が、後手縛りで緊縛され、猿轡をつけられ閉じ込められていたのだ。 俳優は、ニンマリ笑い、トランクをひっくり返し、中の美奈子を強引に床に転がせる。 足首も縛られ、美奈子はうつ伏せに転がり、胸パットで膨らんだ胸の上下に縄が走り、強調された胸が床に潰されている。 「ほほう、本当にお前は男なのか?」 嬉しそうに俳優は尋ね、怯えて逃げようとする哀れな美奈子を楽しそうに見てい る。 (いや、嫌!無理矢理犯されるなんて絶対に嫌!) 真剣に怯えながら、必死に緊縛された肢体を動かす。だが、その怯える姿といい、その表情は、俳優のサディスティックな精神を向上させるだけであった。 「可愛いじゃないか、今夜はたっぷり俺が可愛がってやる」 そう言うなり、美奈子を強引に両手で抱き上げ、そのままベッドまで運び、ベッドに丁重に寝かせる。 そして、その横に並んで添寝の体制に入り、美奈子の背中から抱き寄せ、緊縛された美奈子の肢体を自分の鋼の肉体に押し付ける。 「ウウングッ!ウムウムッ!!」 猿轡を嵌められ、まともに喋れない美奈子。だが必死に叫ぼうとする美奈子が突然、のけぞった。 俳優が美奈子の股間に両手を持ってきたのだ。 背中から抱きつく、俳優の手は、美奈子のミニスカートの中に、左腕はスリットから股間に進入させ、その熱い掌をショーツの上から、美奈子のぺ×スに軽くタッチしたのだ。 左手が、袋を包み込むように握り、右手が、膨張しつつあるその器官を掌で擦ってやる。 (ああ、嫌々!男にこんな事されるなんて!) 身体をくねらせ、抵抗するが、俳優は美奈子の股間を執拗に愛撫し続けた。 だが、心で嫌がっていても、その器官は激しく勃起していた。 美奈子の、娼婦としての初夜が始まった。 (続く) |
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またまたbaさんからいただきました。前回の続きです。 |
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