****奴隷契約書 3****


淫猥、背徳、淫乱、官能。

それらの言葉が全て当てはまるとしたら、それは、「薔薇園倶楽部」であろう。

完全会員制の秘密倶楽部であり、美女より人数が少ない、美しき女装者専門のSMと売春の倶楽部。

年会費や、一回の参加費も高いが、それゆえに、権力、地位、財産、名誉のどれかに飛びぬけた人々だけの会員で成り立つ倶楽部。

故に、会員は大物や、名の知れた名士や有名人が多く、それゆえに秘密を厳守する人が多く、公にされることなく、開催される。

多くの会員が集まり、高価な、そして品の良いスーツや礼服を着込み、顔を仮面かドミノで隠している。

まるで、会場は、小型化した球場のようであり、中央のへこんだ円形の場所で、ショーが行われ、周囲の柵の上から、ステージを見下ろせるように、観客席がある。

しかし、席は少なく、席の傍にはテーブルやソファがあり、本来なら三百人入れそうな場所に、四〇人程度の席しか用意されていない。

その中で、仮面をしていない人もいる。

この倶楽部の奴隷達である。

もちろん、全員女装奴隷であり、6人ほどいるのだが、誰もが美少女、美女と間違える程美しい。

その美しき奴隷達は、ミニのメイド服を着せられ、ワインや食事を運んでいたのだ。

しかも、奴隷達の首には、首輪が嵌められ、手首足首にも革の枷を嵌められ、それぞれが、大きい動きが出来ないように鎖で繋がれていた。

ある奴隷は、銀のドミノをつけたドレス姿の若い女性に止められ、股間を擦られている。奴隷は喘ぎ声をもらし、耐えている。

もちろん、この場でも、奴隷は会員の言いなりにならねばならない。

…今、大の字に拘束され、腰を浮かされ、股間を強調されたまま、必死に拘束から逃れようとしている、ゴム製のビキニショーツ姿の美奈子も、同じ事である。

ステージに置かれたTVは、撤去されたが、客席の所々にセットされている大型の液晶TVには、まだ美奈子の喘ぐ姿が映されている。

その光景に異変が起きたのは、ステージ開始10分前であった。

美奈子を拘束する台に、三人の美女がやってきた。

姿は、バニーガール姿が二人で、残る一人は、客席でいた女装メイド達と同じメイド姿であった。

美奈子は、三人が囲むように立ち、バニー姿の二人がしゃがみ、拘束台の下を弄っているのを、拘束台から伝わる振動で感じた。

「…何をするんですか?」

美奈子が、メイド服の女性に尋ねたが、女性は答えなかった。

三人共、首に首輪。両手足にも革製の枷を嵌められ、しかも、鎖で繋がれていた。

そう、彼女達も、この「薔薇園倶楽部」での、奴隷達である。

選りすぐりの女装者が集められているため、三人とも、どうみても美少女、美女にしか見えなかった。…股間の膨らみを除いては。

首輪の前には、銀の小さなプレートがつけられ、メイド服の奴隷は、そこに、「C・亜衣」と書かれていた。

「亜衣?」

美奈子が思わず口にすると、メイド服の奴隷は、美奈子の頬を叩いた。

甲高い音がする。思わず美奈子が驚く。

「Eのくせに、呼び捨てしないで。私はCなのよ」

他の二人も立ち上がった。その二人の首輪にも同じ銀のプレートがあった。

「D・有紀」「D・泉水」とそれぞれに書かれている。

おそらく自分の首輪にも同じ物がつけられてるのでは?

美奈子はそう思ったが、実にその通りで、「E・美奈子」と書かれている。

「覚えておく事ね。奴隷でも階級があるのよ。貴女は一番下のEだって事を忘れないでね。そして、階級が上の奴隷には、逆らっては駄目。敬語を使わないと駄目なのよ、分かった?」

逆らわない方がいい。そう思い、頷いた。

「声に出して言いなさい」

「…はい、亜衣様」

「よろしい。では、泉水、有紀。運びなさい」

「はい、亜衣様」「仰せのままに、亜衣様」

二人の奴隷が頷いた。

亜衣が一番若そうだが、命令している。だが、その顔には、僅かながら、「御免なさい」と言っているように、美奈子は思えた。

泉水は、この中で一番年長だろう。和風的な、お嬢様顔の美女に変身しているし、有紀は20代中頃の、つぶらな瞳の美女に変身している。

そんな二人が、バニーガールの姿で拘束され、恥らう姿は、不思議な美があるのを、美奈子は感じた。

二人は、美奈子を拘束するこの台の下についてある車輪のストッパーを外していたのだ。 
こうして、美奈子は拘束台に、大の字で緊縛されたまま、廊下に出された。

有紀と泉水が美奈子の足元の方から押し、廊下から近くのエレベーターに乗せられる。大型の荷物運搬用エレベーターである。

その間にも、亜衣が美奈子のゴムショーツでぴっちりフィットした股間を弄っていた。

かなりの慣れた手付きであり、美奈子は思わず、恍惚の声を出した。

それに満足したらしく、亜衣は、激しく美奈子の、「それ」を掴んだ。

「や、やめて!」

「その口のきき方は駄目だと言ったでしょう」

「…やめて…下さい、亜衣様」

亜衣は笑いながら、美奈子の項に唇を埋めてくる。

思わず、美奈子は悪寒を感じ、拘束された肢体をくねらせた。

だが、熱い吐息が容赦なく美奈子の項と耳に襲い掛かる。亜衣は笑いながら美奈子の耳で囁いた。

「…ごめんなさい」

「え?」

意外な一言に思わず驚いたが、股間を扱かれながら、項を舌で責められては、思考回路が働かない。だが、その行為とは裏腹に、亜衣は話を続ける。

「奴隷は、ちゃんと、下の階級を虐めないと、下に落とされるの。階級ひとつ違うだけで、扱いが良くなるの。奴隷制度をしっかり守らないと、鞭打ちや拷問が待っているの。だから、許して…」

「え?」

「美奈子も、痛い目や、どんな客とも寝なければならない身分から抜け出したかったら、絶対服従よ…あなたのためを思って、言ってるのよ」

聞こえるか聞こえないかのか細い声であった。

だが、亜衣の愛撫は、ここで終わり、美奈子の激しく膨張した肉の欲望の竿をぴっちりと包み込むゴム・ショーツを、美奈子のペニスごとひっぱり、竿と袋の間にショッキング・ピンクのローターをはさみ、再びペニスを戻した。

美奈子の竿と袋の間に、コードレスのローターがゴム・ショーツによって、しっかりと固定されている。

「さあ、有紀、泉水。連れて行きなさい」

メイド姿の女装美少年は、バニーガール姿の女装美少年有紀と、女装美青年泉水に命令し、二人の女装奴隷は、そのまま緊縛され拘束された美奈子を、ステージに連れて行った。

ステージの窪んだ中央の南北に扉があるのだが、ここから、ステージを勤める奴隷が入ってくるのだが、その北側の扉が開き、周囲が暗くなり、その入り口に淡い桃色のライトが中てられる。

それと、同時に会員達は、そちらの方を向く。

扉から二人のバニー姿の奴隷が、拘束台の上で、腰を浮かされ、ゴムのビキニ・ショーツ一枚の姿で大の字に縛られた新しい奴隷、美奈子が運ばれてきた。

美奈子は、その怪しげなライトと、自分を見下ろし、好色と侮蔑の眼差しを向ける仮面の観客に驚き、身体をくねらせる。

彼等の素顔を隠した仮面やドミノから放たれる眼光は、異様であった。

目は隠れているのに、その異様な欲望の眼差しを美奈子の白皙の膚に向けている。

その目だけで、美奈子は犯され、陵辱されている気になり、最後の抵抗手段であると思われる行為、つまり、両目をきつく閉ざした。

その時であった。袋と竿の間にはさまれた、ローターが徐々に振動を始めたのは。
最初は驚き、くすぐったさに耐えていたが、徐々に振動が激しくなり、歯を食いしばり、耐えるものの、既に腰をくねらせて、観客を喜ばせ始めている。

美奈子を縛り付ける拘束台は、ステージの中央で止まり、二人の奴隷が美奈子の左右に立った。

だが、静まりかえる舞台で、美奈子の微かな喘ぎ声が、この背徳の空間に唯一流れる声となった。

時たま、観客から哄笑と蔑みの笑い声が聞こえてくるのが、美奈子には屈辱的であった。

だが、自分の股間を刺激するローターは振動を続け、美奈子の股間の袋の中身を刺激し、または、竿の裏側をも刺激している。

腰を枕で大きく浮かされた体勢で、大きく開脚されては、股間をより強調させられている。

その股間が、今性的悪戯の対象として、会員の目前で弄ばれているのだ。

声が聞こえた。マイクを使って喋っている。微かに目を開けると、亜衣が先ほどの姿で、マイクを手に喋りだした。

「私達の御主人様たち、今夜も私たち卑しい奴隷のために来て下さってありがとうございます。今夜は新しい奴隷のデビュー・ショーです。名前は美奈子。まだまだ礼儀をわきまえない、私たち卑しい奴隷たちからみても、卑しすぎる奴隷ですが、私たちを立派な奴隷にしてくださったご主人様達の手で、立派な奴隷にして下さい」

そこで、拍手が起こった。

拍手が鳴り止むと、亜衣が嬉しそうに、

「ありがとうございます。それでは、今夜の美奈子の奴隷デビューを始めます。まずは、有紀と泉水の卑しい雌犬二匹をくわえて、ワンワン・3Pショーです」

拍手が再び起こった時、美奈子の右に立っていた有紀が、左に立っていた泉水が、美奈子の横に添寝する様に寝転び、美奈子の裸体を愛撫しだした。

「ああ、いや!」

思わず、美奈子は叫んだ。

だが、二人のバニー姿の奴隷は、美奈子の裸体に、密着し、指を、唇を美奈子の真珠色の膚に這わせ、舌をも這わせる。

異様なテクニックである。まるで美奈子の性感体や、弱点を知り尽くした愛撫であり、美奈子は大勢の人々が見ていることを、忘れてしまい、抵抗も忘れ、二人の愛撫の虜となった。

美奈子には聞こえなかったが、亜衣が説明している。

「泉水と有紀は、卑しい奴隷に相応しく、女装娼婦です。特に御主人様たちに喜んでもらうために、舌ご奉仕奴隷として調教しています」
 
美女に変身した泉水が顔を美奈子の顔に近づける。男でこれほどお嬢様顔に変装できるのは珍しいであろう。

そのお嬢様がバニーガール姿という、アンバランスな姿に、会員達は興奮している。

その泉水が、快楽に溺れて、喘ぎ声を出す唇を奪いながら、両手で美奈子の胸をさすり、指で乳首を弄くっている。

可憐な美少女に変身した有紀は、ふくよかな唇を大きく開け、ローターの振動でくねらせる股間に静めていた。

ゴム・ショーツの上から美奈子の勃起したぺ×スを舐め、両手で美奈子の太股を軽くさすっていた。

異様な光景であった。三人の男の異常なる性愛行為だが、会員達は満足している。そして誰もが思っている。

どう見ても、女じゃないか、有紀も、泉水も。…そして新しく入った美奈子という奴隷も、美少女と美女のバニーガール二人に襲われる、美女にしか見えないのだ。

美女よりも希少価値の高い、女装美女。

それを陵辱できて、しかも抱く事の出来る地下倶楽部。

それが、「薔薇園倶楽部」であり、希少価値の高い奴隷を買える店。

美奈子は二人の女装者に愛撫され、愛され、とうとう昇天したのだった。

その瞬間、拍手が会場内を支配した。


その裏では既に美奈子のオークションがかけられている。

男性会員には、美奈子の菊蕾の開通権利。

女性会員には、美奈子のぺ×スを奪う権利。

これらのふたつの権利を今夜一番高額出した人間が、今夜美奈子を好きに出来るのである。

その美奈子は、未だ、拘束台の上で二人の女装者に、ゆっくりとした動きで愛撫と身体を弄ばれていた。

観客達は、拍手を送り、次から自分達の誰かが、美奈子を虐める権利を与えられるのを知っている。

まず、最初に蝋燭責めである。

美奈子は、まだ自分の今夜の運命を知らない。

続く

またまたbaさんからいただきました。前回の続きです。
拉致された美奈子は、SMショーに出されちゃいます。
それでオークションにかけられちゃうなんてちょっと怖いけど体験してみたいですね。
つぎはどうなるんでしょう。待ってますね。ありがとうございました。


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