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****奴隷契約書 2**** |
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その部屋は豪華であった。 広さは10畳程だが、豪華な天蓋ベッドと、趣味の良いテーブルと椅子がありる。だが、天蓋ベッドが大きく、このベッドこそ、この部屋に最も必要とされている家財道具だと分かる。 だが、普通に睡眠を取るのが目的ではなさそうだ。 その証拠に、ベッドの上で、下着姿の美女二人が、セミ・ヌードの姿のまま、重なり、喘ぎと荒い息を洩らしながら、身体を重ねあってた。 だが、それは一方的なもので、ベッドに押し倒されている女性の方は、縄で、俗に言う、「亀甲縛り」で縛られ、攻撃的な色香を持つ、フェロモン溢れるボディの美女に押し倒され、彼女のなすがままに、愛撫され、濃厚な口付けを強引にしている。 その天蓋ベッドの横で、肉欲の宴を繰り返す二人の影を映す壁に、一枚の大きな紙が張ってあり、上の方に、大きな文字で、「奴隷契約書」と書かれ、小さな文字で何かが次々と書かれ、そして下の方に、下手な字で、「美奈子」と書かれていた。 大きさもバラバラで、字のまとまりも、日本語を覚えたての白人より下手である。 そう、この字は特別な方法で書かされたのだ。 美奈子。それが、今、ショーツとブラ、その下着と同じ白いソックスだけの姿で、亀甲縛りにされた、哀れな女装奴隷の名前である。 攻撃的な色香の美女は、紫色の派手な装飾のあるブラと、ハイレグ・ショーツの姿で、細い美奈子の肢体に喰い込む縄で動けない美奈子を官能的な愛撫でを続ける。 美奈子は、怯え、呻き、喘ぎ、快楽の吐息を吐きながらも、抵抗する。 だが、緊縛された身体では、腰をくねらせるのが精一杯である。 それは、逆にこの女性を欲情させるだけであった。 傍で黒服の二人の男が、ビデオカメラと、カメラでその淫らな宴を撮影している。 ビデオカメラを持つのは、大蛇の用な細長くも力強い肉体を持つ柴田。カメラで写真を撮っているのは、大型の猫科の肉食獣みたいに、力強さと瞬発力を感じさせる大塚である。 二人とも、無表情で撮影を続け、恥じらいの表情を作る美奈子の顔を取りながら柴田は心の中で呟く。 (藤原×香が、モ×娘の誰かを犯してるようだ) 心の中で、そう思いながらも、顔には出さずに、撮影を続ける。 美奈子は、その女の愛撫と性愛行為の技に屈服しながらも、撮影する二人に愛玩する。 「…お、お願い。撮らないで下さい…」 当然、その願いは叶えられなかった。 「美奈子ちゃん、私の名前は、朱美。それが私の本名よ」 女王様が、本名を名乗った。 自分を拉致し、トラックの荷物台の中で、拷問にかけ、三人の理性と常識を全く持たない少年達に、自分を犯す指示を出した女である。 その美女が、美奈子をこの部屋に連れてきて、下着を穿かされ、縛られ、犯されながら、女装されながらも、本来の美奈子の「性」を、朱美は欲しがり、美奈子の膨張した「それ」を、朱美は、自分の「そこ」に嵌め、陵辱した。 「うふふっ、美奈子ちゃんって、可愛い女の子なのに、これは何かしらね?私も久しぶりに燃えたわ」 そう言いながら、緊縛され、縄によって、寄せられ強調された股間の「それ」を指で弄る。 「…ああ、いや」 朱美は笑うと、無邪気さが目立つが、それがかえって、この女の残忍性を高めている。 残酷な事を笑顔で行えるそれが朱美である。 あの、「奴隷契約書」に美奈子のサインをさせたのも彼女である。 裸にして、マジックを美奈子のお尻に突っ込み、お尻で名前を書かせたのだ。 今、朱美が座り、自分の膝の上に緊縛した美奈子を乗せて、その時の映像を、TVに映し、見ている。 美奈子は、腰を降ろし、無理矢理お尻を動かされ、お尻に突っ込まれたマジックで名前を書いている自分の姿が映るTVから目を反らしたが、朱美に無理矢理顔をそちらに向けられ、耳元で囁かれる。 「見なきゃ駄目よ。こんなに可愛く映ってるんだから」 美奈子は思わず啜り泣いた。 無理もない。こんな屈辱的な行為をさせられ、ビデオに撮られているのだ。 「このビデオはね、私の倶楽部の会員に見せるの。新しい奴隷の紹介ビデオとしてね。でも、美奈子ちゃん、ネットで有名だったから、美奈子ちゃんが奴隷になったと先程メールで会員に送ったら、早速抱きたいとのメールが届いたわよ。…分かるわ。私だって、美奈子ちゃんを独占したいもの」 そう言いながら、右手で膝の上に乗せた美奈子のぺ×スを扱き、左手で乳首をつねり、そして唇を奪う。 ビデオがとぎれ、次は、トラック内での、宙吊り拷問のシーンが映った。 だが、美奈子は見ることが出来なかった。何故なら、またもや欲情し、美奈子に四回目の「結合」を、行い始めたのだ。 美奈子は全裸にされ、柴田と大塚の二人に縄を解かれた。二人は黒服ではなく、黒いビキニパンツだけの姿となり、力強い弾力のある筋肉の柴田と、ボディビルダーの様な大塚が、美奈子をシャワー室に入れ、無理矢理シャワーを浴びせる。 異常な筋肉の塊の大塚が、美奈子を背後から羽交い絞めにして、動けないようにして、柴田が、ボディ用のスポンジに、ボディソープで泡立たせ、美奈子の裸体を洗い始めた。 細長い脚や、股間を念入りに洗い、美奈子は感じながらも抵抗するが、大塚の怪力の前では無力であった。 美奈子の裸体を全身くまなく洗いながらも二人は終始無表情で、洗い終わると、ゴム製の伸縮率の高い純白のハイレグショーツを穿かせた。 その伸縮性は、美奈子の股間をピッチリ締め付けるように押さえつけた。 それから、同じくパット入りのゴム製のブラジャーもつけられ、柴田が美奈子の首に真紅の首輪をつけようとする。 「ああ、そ、それだけはやめて!私は犬じゃありません!」 美奈子は、愛玩するが、聞き入れる二人ではない。 美奈子の細い首に、光沢のある真紅の首輪が嵌められた。 首輪を嵌められると美奈子は屈服する。自分が家畜になってしまったような敗北感が惨めに心を支配する。 二人の無表情な男達が、一瞬たじろついた。 それは、女装し、首輪を嵌められた美奈子の惨めな姿が、一瞬、美しく感じたからである。 (こいつ、本当に男か?)(こいつは、倶楽部のbPになるな) 二人は、そう思いながらも、美奈子を近くのエレベーターに乗せ、エレベーターを地下三階のボタンを押した。 そこの部屋には、木製のベッドがあった。 そこに美奈子は仰向けに大塚に押し倒され、柴田が、ベッドの側面にあた枷を取り出し、美奈子の手首と足首に繋いだ。 その枷の数は四つ。枷は鎖と繋がっており、ベッド側面の穴に入っていた。 「何をするのですか?」 美奈子は恐る恐る尋ねるが二人は答えない。 枷を嵌められても、手足の自由は充分に効いたが、首輪はベッドの頭を置く場所の固いクッションの横にあるふたつのフックの間に首を押さえつけられ、短い鎖で首輪をベッドに固定した。これで美奈子は首を上げる事が出来ない。 それと同時に、柴田が手にしていたリモコンのスイッチを押す。 不気味な機械音がベッドの下から聞こえ、重々しい金属音が響いた。 仰向けにされ、両脚を閉じて、股間を隠そうとくねらせ、両手で胸を隠している美奈子が何の音かと思った時、突然、両手と両足が、ゆっくりと強い力で大きく引っ張られるのに気付いた。 「ああ!」 足首を繋いだ枷と鎖が、引っ張られ、美奈子の脚を大きく開脚させていく。 美奈子は必死に股を閉じようとするが、無駄な足掻きであり、脚を恥かしいほどまで開脚される。 両手も大きく横に引っ張られていく。 「ああ、やめて!イヤアアアアアアァァァ!」 機械音が止まった時、美奈子は大の字姿で、つながれ、開脚は百五十度ほども開かされ、ゴムのハイレグショーツの股間のふくらみが、大きく目立つ姿となった。 しかも、その恥かしい姿が、天井の大きな鏡ではっきり見える。 しかも、大塚が、美奈子の腰に枕を入れ、腰を浮かせた状態にする。 より、股間が強調される姿になり、ここで無表情な二人が始めて笑った。 物静かで、理知的な笑みだが、加虐的な笑みでもあった。 ここで、初めて柴田の口が開いた。 「後、一時間で、地下ショーが始まる」 「初めてだろうが、大丈夫だ。朱美様の言う通りにすれば良い」 大塚も口が開いた。 「ショー?」 「そうだ、美奈子。大勢のお客様の前で君はその姿を晒し、SMショーを行うのだ。おそらく違う女装奴隷と一緒にな」 「そ、そんな」 「心配するな。相手の女装奴隷も初心者だ。朱美様がしっかりリードしてくれる」 二人は、そう言って、部屋から出て行った。 一人になった美奈子は必死に身体をくねらせ、束縛から逃れようとした。だが、その無駄でサディズムを呼び覚ます動きは、天井の鏡に映るだけであった。 そして、その鏡はマジックミラーであり、その鏡の後ろにカメラがある。 そのカメラは、美奈子に気付かれる事なく、その腰をくねらせる悩ましい美奈子を映している。 そのカメラは、地下ショーのステージの上に置かれた大型TVに映され、この新しい女装奴隷の地下ショーを楽しみに待ちわびる客達の目に映っていた。 彼等は仮面で顔を隠しているが、身なりは良く、スーツやドレスも高価なものばかりである。 その彼等が、好色と哄笑の目で、TVに映る美奈子の拘束姿を見ていた。 続く |
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baさんからいただきました。前回の続きです。 |
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