−−−−− 犬 −−−−−
「さあ、上げてごらん」
男の冷めた声に、美奈子は息を荒げながら、
『ハァ、どこ、を、ハァ、です、か』
と、やっと答える事が出来た。
無理もなかった。
美奈子の首には、真っ赤な首輪が、男からのプレゼントとして渡された首輪が、はめられていた。首輪の先には、2mほどのロープが繋がり、その先を男が握っている。四つん這いになり、さっきから、男の廻りを、犬の様に引きずられていたのだ。
夏のセーラー服の上着だけを着て、、。
−−−−− 首輪 −−−−−
ほんの1ヶ月前の事だった。あるHPに、出会い系の掲示板が新しく出来ていた。「ご主人様と奴隷犬」
”初めまして、一度、かわいい犬になりたーい。って思ってました。優しくね。贋作女子高校生:美奈子”
美奈子は冗談半分で書き込みをしてみたのだが、、、それが、男と美奈子の出会いとなった。
何回かメールをやり取りをしてみたが、どうも男は、美奈子の事を女性と勘違いしている様子だ。
まあ、写真を送ったのが失敗だったのかも知れない。妹のセーラー服を着て女装している姿を、「贋作女子高校生:美奈子」としてデジカメに撮って送ったのだから。
男から”会おうよ”と、メールが来る度、美奈子は心が痛んだ、と同時に、女性として男に会ってみたい、犬の様に扱われたいと思う様になってしまっていた。
そして、今日のこの日。約束したホテルで奈美子は、黙って持ち出した妹のセーラー服に着替え、男を待った。
男はメールで、”女子高校生の美奈子さんが、かわいい犬になれる様に、真っ赤な首輪をプレゼントするよ”と送って来ていたのだ。
どこまで騙せるかしら、少し薄暗いホテルの部屋の中で、ベットに腰掛けて、美奈子が考えてると、男が入って来た。
「美奈子さん?、こんにちは」男はオズオズと、挨拶をしたが、美奈子はじっと黙っていた。
《声を出したら男とばれないかしら、何ていったらいいのかしら、、、》
美奈子が考え込んでいたら、男は、「やっぱし、、」「美奈子ちゃんは、男だね、ニューハーフっていうのかい」と訊いてきたのだ。
『えっ』
「そうだね。そうかなと思っていたんだ。贋作女子高生と言っていたからね。」
『ごめんなさい』
「いや、嬉しいよ。」「でも、そんな嘘をつく娘はやっぱし、犬になってもらおうか。」
男はバッグから何かを取り出すと、美奈子の傍まで来た。
「プレゼントだよ」
男が手にしていた物。それは、真っ赤な首輪。
「これをはめたら、美奈子は犬になるからね。そう、美奈子が望んでた、かわいいワンチャンだ。」
男の子だとばれた恥ずかしさと、犬の様に可愛がってもらえる期待で、じっとしていると、男は素早く首輪を取りつけたのだ。
美奈子は、首が締め付けられると、本当に犬になった気がした。
《あぁーもう逃げられない。これからどうなるのかしら、、、》
−−−−− 服装 −−−−−−
すると、男は冷たく言い放った。
「さあ、四つん這いになってごらん」
『えっ、』
「えっ、じゃないだろう。犬がいつまでもベットに腰掛けてちゃ、ダメだよ。さあ、早く」
じっとしていると、男の叱正が飛んだ。
「ほら、早くするんだ。ご主人様の言う事が聞けなのか」
《ご主人様?。そうだ、美奈子は犬なんだ。だから、今は何も考えずに、、、》
美奈子は何も考え無い様に、床にひざまずくと、犬のかっこうをした。
「犬は服なんか着てないよな。、、じゃ、裸にするか」
男は首輪にロープを付けながら、勝手な事を言う。
《そんなー、せっかくセーラー服を着たのに、、》美奈子が思っていると、
「うーん、そうだな、このかわいいセーラー服だけは着せて置くかな。なにせ贋作女子高生だからな〜、美奈子は、、」
言うが早く、男はスカートを剥ぎ取った。四つん這いの後ろ足に、スカートが落ち、白いパンティーがまる見えになった。
「そうそう、これも邪魔なんだ」
男は、パンティーに手を掛け、引きずり下ろそうとした。が、真っ白なパンティーは、後の部分が引き下ろされただけで、途中で止まってしまった。前の方の美奈子の男の子自身が引っ掛かり、全部おりなかったのだ。
男の目の前には、少し張りのあるお尻が、食べて下さいとばかりに、剥き出しになった。
《イヤだ、知らない間に興奮してる。》耳たぶが赤く、熱っぽくなるのが分った。そして、男の子自身もまた少し大きくなった様だ。
「おや、おや、どうしたんだろう。」男は美奈子の男の子自身を観察するように、しっかりとパンティーを下ろした。
「こんなに大きくなるのは、元気が余っている証拠だ、少し散歩するか。お楽しみは、後にしよう。」
それからだ、男に引きずられる様に、四つん這いで、犬のかっこうをしたまま、部屋の中を動き廻ったのは。
−−−−− 尻尾 −−−−−
1持間、いや実際には5分程度だったのだろうか、犬の様に惨めなかっこうで引きずられ、奈美子は疲れ果てていた。全身にうっすらと汗が浮き上がり、慣れない動きで、息も荒くなっていた。もうろうとした意識の中で、後の方から男の声が聞えた。
「さあ、上げてごらん」
『ハァ、どこ、を、ハァ、です、か』
『どこ、を、上げ、るの、ですか』
「ほら、うしろ足をしっかり伸ばして、お尻を上げるんだよ。」美奈子の後ろに立った男が命令した。
『えっ、こう、ですか、』
ゆっくりと、美奈子は四つん這いのまま、足をまっすぐに伸ばす。
先程から、犬の様に引きずられて、膝が痛くて仕方なかったのだ。少し赤くにじんだ膝は、引きずり廻されて内出血しているようだ。
『あーーん、こんなかっこうしたら、お尻が、、、』
「そうだ、もっと上げてごらん。奈美子の恥ずかしいところが良く見える様にな」
男の声に奈美子は、耳たぶが赤くなるのが分かった。少し汗も引き、落ち着いてくると、さっきから、、、、
「おや、どうしたんだい。そこで大きくなっているのは」
「ほうー、また大きくなってきてるねー。おやおや、お尻の方もなんかヒクヒクしているよ。」
『あー、ダメー』
奈美子は、恥ずかしさあまり、思わずしゃがみ込んでしまった。
「どうしたんだい、ちゃんとしてごらん。ほら、足を上げて、、」男は美奈子の後ろに立ったまま、手にしたロープを引き命令した。
『うっ。−−−はぁい』
赤い首輪を引っ張られ、奈美子は息を詰まらせながら、またゆっくりと四つん這いの後足を上げてゆく。
『これで、いいですか』
「ダメだ。もっとこっちにお尻を向けて、、、。ほら、これがほしいだろ。」
男の手には、バイブが握られているのだろうか。微かな振動音が男の方から、奈美子に聞えて来た。
後を振り向くと、男の手には、なにかフワフワした毛の塊がある。
「奈美子の為に作ったんだ。しっぽだよ。さっきの散歩、何か変だと思ったんだ、尻尾を付け忘れてたね」
『いやです。そんなの要りません。』
「ダメダメ、犬らしくなりたい。てっ言ったの、奈美子の方だろ。」
《そうなんだけど、どうやって付けるのかしら、、、、、》
「ちゃんとした格好にならないとね。」
男はそう言うと、腰に紐を括り付けると、後から前に回した。尻縄をしたのだ。
そして、振動を続けるバイブをお尻の穴の傍にはさみ込み、上から縄で押さえつけた。
「しっかり、お尻でつかんでおくんだぞ。落としたら、罰だ。」「さあ、どうかな」
犬の様に尻尾をつけ、四つん這い姿の美奈子を鑑賞する様に、男はしばらくじっとしていた。
《あー、ダメ。バイブが振動して、、落ちちゃう。あっ、落としちゃう。》思わず、お尻にギュと力を入れる。そうすると益々振動が伝わり、気持ちよさで、力が抜けそうになるのだ。
『ご主人様、無理です。落としちゃいそうです。バイブだけでも止めて下さい。』
「それは無理だな。落ちない様に努力してごらん。それとも、もっといい方法があるかな」
『そんなー、絶対落ちちゃいます。 あー。あーー。もうーダメ。』
四つん這いのまま、お尻にギュと力を入れる。バイブの振動が体全体に伝わり、体を支えてる腕も、足も快楽の為、同じ様に震えて来る。我慢すればする程、快感が体を突き抜けるのだ。
男はそんな美奈子の姿を楽しむかの様に、じっと見つめているだけだ。
『はぁ、はっ、あー、本当にもう、ダメ。あー。落ちちゃう。はぁ、はあ、はぁ、、』息が段々とまた荒くなる。
『あーーーーーーっ』全身の力が抜け、遂に。
ゴトッ。
美奈子の努力も空しく、尻尾は床に転がってしまった。
−−−−− 口枷 −−−−−
「あーあ、落としちゃたね。これは罰を与えないとな。」
男はそう言うと、前に来るなり、激しく息をする美奈子の口に何かを入れた。
ボールギャグだ。ピンポン球くらいの玉を入れたのだ。素早くバンドを髪のうしろで止めると、男は立ち上がり、
「さあ、あんまり文句ばかし言ってるから、うるさくてしょうがないな。吠えてばかりの犬には、口枷が必要だからな」
『う、うぅー、うーう、』
《あー、声が出せない、どうしよう、どうしよう、ひどいよ、ご主人様、ごめんなさい、ごめんなさい》
「それから、前足も、もっと犬の様にしないといけないなー」
男はそう言うと、美奈子の手を取ると、「グーにしてごらん、これは、罰だからね」と有無を言わさず、美奈子の掌を丸め、袋をかぶせた。
『うーー、うーー、うーー、うぅ、』
《ひどいよー、手が使え無いようー、どうしよう。》
「おやおや、尻尾も付け直さないとなー」
《あー、よだれが垂れてきた、あー、止まんない、どうしよう、ご主人様、ゆるしてー》
『うっ、うーー、うぅー、う、うう、』
「そうかい、今度は落ちない様に、しっかり付けないといけないなー」
『あうっー、うあー、、、ぅ、うっ、、』
「なんだい、えっ、良く聞えないよ。」
『うっ、うーー、うぅー、う、うう、』
「うん、お尻の穴にしっかり挿して欲しいって、、、、じゃ、いいんだね。」
《えっ、何て事、言い出すの、、まさか、、、あそこにいれるのーーー。いやーーーー》
『う、うぅー、うっ』
男は後にまわると、奈美子のお尻の穴付近にローションを垂らし、ゆっくりとバイブを押し付けてきた。
「ほら、尻尾だよ、力を抜かないと入らないからね。」
『うっ。』
《そんな、入んないよー。無理だよー》
そんな美奈子の思いとは別に、ゆっくりと異物が美奈子の体に入って行く。
『うっ、うっー、、、うーーーぅ、、』
よだれだけでなく、美奈子のまぶたからも、うっすらと、一すじのしずくがこぼれた。
「さあ、出来たよ。かわいいメス犬美奈子の出来あがりだ。」
−−−−− 陥落 −−−−−
美奈子は恨めし気に首をひねると、男を見た。じっと男の目を見つめて、
《もう、許して、許して下さい、、ご主人さま》男に哀願するしかなかった。
「そうかい、ごめんね。忘れていたよ。」
そう言うと男は、バイブのスイッチを入れた。最強にしたみたいだ。
『うっ』
《そんなー。そんな事、お願いしてないのに、、、》
バイブの振動がさっきより激しく、美奈子の体に快楽を与え出すと、止めどもなく、よだれも垂れてきた。
「おや、汚いね、そんなによだれをたらすなんて、本当に美奈子は、犬と一緒だな」
『うっ、うーー、うぅー、う、うーーーぅ、うう、』
《そんなー、美奈子は、よだれを出したくて出してる訳じゃないのにー。》
バイブの振動が穴の中で段々大きく感じられ、次第に美奈子の思考力は、後の穴の振動に集中した。振動は、穴から前立腺を刺激し、美奈子の男の子を激しく脈打たせた。
知らず知らず、美奈子はお尻を高く上げ、床に顔を押し付け、
『うっ、うっ、うっ、うっ、うっ、』
《あー、もう、、、、、、ダ、メ、、、、、もっとちょうだい、あそこを触ってちょうだい、激しく擦って、、》
美奈子の掌は袋の中でうごめくしかない。美奈子自身が慰めるわけにはいかないのだ。
《あーーーーー、これが、男の言っていた罰なのーーー、あーーー、もどかしーーー、》
ますます、高まる快楽に、美奈子は気が狂いそうになっていった。
《誰でもいいから、、、美奈子の、美奈子のあそこを触ってちょうだい、、、激しく擦って、、ちょうだい》
男はそんな美奈子に満足したのか、うしろから手を伸ばすと、美奈子の男の子自身を握った。
すぐに白い液が、美奈子のセーラー服に掛かるほど、飛び出したのだった。
−−−−− 終 −−−−−
「よかったかい」
男はやさしく美奈子を抱き抱えると、ボールギャグを外してくれた。
『えぇ、』恥ずかしさと満足のあまり、美奈子は小さくうなずくしかなかったのだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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