「うぅ、あああっ…やめて…」
美奈子は、少女の様な声を出してしまった。
「思った通り、女の子見たいな膚に、アンヨに、声やな」
男は、嬉しそうに笑っていた。
インターネットで知った女装の美奈子の存在を知り、縛られるのが趣味である「彼女」の存在を知り、男は、美奈子の恥かしい写真を見て、興奮する日々を送っていた。
セーラー服で、磔られる写真、ブルマー姿で縛られる写真。人気アニメのヒロインの姿で、四肢を伸ばされて緊縛される写真。
男は、それら美奈子の写真を気に入っていた。
その、美奈子が今、男の目の前で、夏服のセーラー服の女装姿のままで、縄で縛られていた。
俗に言う、「高手小手縛り」で、縛っているだけではなく、天井から吊るしているのだ。
美奈子の体重が、後手に縛られいる腕に集中し、肉食獣の牙の様に、美奈子の柔肌に喰らいついている。
吊るされて、地面に着かない両脚は、縄でしっかり閉じられ、足首を縛られている。
セーラー服のミニスカートで、隠れた美尻を振り、必死に抵抗する美奈子だが、男は、欲望の赴くまま、その哀れな姿態を晒す美奈子の背後から抱きつき、両腕で、スカートの中をまさぐり、ショーツに密着したペニスを乱暴に、時に優しく扱った。
「や、やめて!ああ、あああああ!!」
美奈子は宙吊りにされた肢体をゆらすが、男は気にしない。
「嫌がっとる割には、ここは、もう脈打っとるやんけ」
男は、尋常でない鼻息と全身から汗と欲望の臭いを漲らせ、純白のショーツの上とショーツの中から、美奈子の怒張したペニスを揉んだり、扱いたり、きつく握ったりしている。
(これほど汗掻いてんのに、男の臭いがせんのか。ええやないの)
男は笑いながら、美奈子のペニスを、ネズミを残忍に殺す猫の様に、弄び、残酷に扱っていく。
「あ、ううぅ、いや…、…嫌よ」
顔を紅潮させる美奈子に対し、男は欲望の赴くまま、美奈子を頂点に追い詰めようとする。
「ああ、あああ、もう、駄目!」
美奈子が叫んだ。美奈子の腰が震え、射精寸前と気付くと、男は、急に、両手を離した。
爆発寸前に、手を止められた美奈子は、紅潮し、腰をくねらせながら、膨張したペニスをショーツ内で狂ったように動かせる。
男にとって、最も辛いのは、射精寸前で、快感を止められる事である。
美奈子は哀願する様に、腰を振ったが、言葉には出さない。恥かしくて声に出せないのである。
だが、男とは思えない色香漂う喘ぎ声が、求めている事を男は知っている。
「おやおや、不満そうやの」
男の声に、美奈子はまだ、暴発寸前のペニスを振るように腰をくねらせている。
男は、この時の女装美少年が好きなのだ。
今まで三人の女装者と、こんな遊びをしてきた男である。
16歳、18歳、25歳と、相手の年齢はまばらであったが、どの女装者も、暴発寸前に、ペニス責めをやめられた時の表情は、美しかったと思っている。
(無理矢理大阪に来て貰って正解や。航空機のチケットも安いモンやでぇ)
男は、真剣そう思いながら、再び美奈子のペニスを、ショーツの上から軽く触れた。
美奈子は、首をのけぞらせ、軽く喘いだ。
「扱いて欲しいか?欲しかったら、『美奈子のイヤラシイ、クリ××スを、しごいて下さい』と言うんや」
「い、言えません!」
美奈子が答えると、男は激しく美奈子のペニスを扱き出した。
「ああ、痛い!…いや、あああああああ!」
数十秒後、再び美奈子は、暴発寸前に追い込まれたが、またもや途中で止められ、美奈子は思わず泣き出した。
男は、腰をいやらしくくねらせる美奈子の耳元に口を当て生きを吹き掛けるように呟くと、美奈子は、恥辱と絶頂に達っせないもどかしさに、頬を桜色に染めながら、男の言葉に従った。
「お願い…します…みっ、…美奈子をい、イカせて…下さい」
「何か忘れてないか?」
「い、いやらしい美奈子を、…ご主人様の手で、イカせて下さい!」
美奈子は恥辱と、恥じらいにまみれ、号泣した。
1分後、美奈子は男の手によって、昇天し、恍惚の絶叫と共に、精液をショーツ内に大量に放出した。
男は満足気に笑い。力を失い、脱力感に支配された美奈子を降ろしてから、縄を解いてやる。
セーラー服の可愛い美奈子をベッドに押し倒し、服の上から、胸や太股を擦りながら、笑う。
「折角、SMホテルに入ったんや、周囲の道具を使わんとな」
壁には、色とりどりの縄や、太さの違う鎖。
十字架の磔台や、X字の磔台。部屋の隅には、木馬や、数々の拘束具やバイブの置かれたテーブルもあった。
「ホンマは、尻を俺のんで、犯したいんやが、美奈子は嫌がるさかい、堪忍したるわ。その代り、大きいバイブ使わせてもらうでぇ」
男は、美奈子の肢体に再び縄を食い込ませた。
美奈子はベッドの上で四肢を大きく広げられ、縄で一肢ごとに縛られている。
それぞれはベッドの脚に縛られ、その両手を固定した脚から違う縄が、美奈子の細い首を絞めるように、二回転ほど巻きつき、もう一方の脚に伸びている。
首を上に上げれば、首が絞まり苦しい態勢だ。
男は、美奈子のスカートを脱がし、下半身は、先程精液にまみれたショーツだけの姿である。
その美奈子の腰に、男は枕を入れ、美奈子の腰を浮かせる。
開脚された美奈子の股間は、浮き上がった腰によって、強調される結果となった。
男は、美奈子の股間に顔を埋め、ショーツの上から、ぺチヤぺチヤと音を立てて、舐めまわし、両手で、セーラー服女装の内太股を優しく擦りながら、舌での責めを続けた。
美奈子は、全身の力を失い、男のなすがままにされ、喘ぎ声を洩らしながらも、次の責めを期待した。
男は、美奈子のショーツを破り捨てると、アナル専用のバイブを手にした。
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