****おあずけの代償****


暖かな部屋のふかふかのベッドの上で、美奈子は時おり身悶えしながら切ない嗚咽を漏していた。

ベッドの四隅から伸びた縄に手足を強く引っ張られ、身動きもままならず仰向いて男の愛撫に身をまかせている。

爽やかな白いセーラー服にミニのスカート。

今はセーラー服を胸元までたくし上げられ、可愛い乳首を執拗に舐められている。

荒々しさと優しさの入り交じった舌使いがかれこれ30分程も続いたろうか。

美奈子の上半身は興奮で桜色に上気し、つぶらな乳首はツンと佇立している。

下着を脱がされたスカートの内側では、猛然とそそり立ったペニ君が布を押し上げテントを作っていた。

『あふう.......はあ、はあ.......あひ!』

長時間の乳首への愛撫に、美奈子の体は敏感に感じやすくなっている。

美奈子の喘ぎようを見て、頃合と思った男はサワサワと太ももの内側に指を這わせた。

『あふう!.......ひいいん.........』

彼女は全身をビクンッと大きく震わせ、甘い泣き声を上げた。

男はチャプチャプと卑猥な音をさせて乳首を舐めまわし、サワサワと太ももを撫で回す。

『ん!.....くう!.......んふう!』

美奈子は身をよじって快感を訴える。

未だ触られてもいないペニ君は、泣き所を責められるたびにスカートの内側でビクン、ビクンと大きくスイングをしている。

努張した亀頭の先端を覆う布は、絶え間なく滲み出る歓びの先走りでネットリと湿ってきた。

スイングするたびに敏感になった亀頭が布に擦られ、それだけで果ててしまいそうになるが、やはりとどめにはならない。

熱い吐息を漏しながら美奈子の理性はじょじょに崩壊していく。

目を閉じ、下唇を噛み、歯を食いしばりながら我慢していても、電気のように全身を貫く快感に恥ずかしい泣き声を上げてしまった。

『あん!.......ああ!......ねえ、わたしもう........ねえ、楽にさせて........ねえ!』

長時間、愛撫だけで焦らされた美奈子は、想いを遂げたくて気が狂いそうになるほどテンションが上がっている。

全身をもじもじと悩ましく波打たせ、スカートの中のペニ君は盛んにスイングしまくっていた。

『ねえ!.....お願い........もう辛抱できないの........美奈子、辛くて狂いそうよ........』

桜色に上気した顔に玉の汗を浮かべて、恥ずかしいおねだりをしてしまう。

激しく欲情した美奈子の下半身は、噴火を待ち焦がれてクネクネとうねっていた。

美奈子の哀願に、太ももをさすっていた男の手が段々と秘部に上がってき、乳首を舐めていた舌がツツとへそのあたりまで移動してきた。

『ああ!......は、早く.......もうイカせて!』

男はへそをピチャピチャといやらしい音をさせて舐めつつ、右手をスカートの中へ差し入れ、タマタマをそっと握った。

『あっ!いやっ、そこはいやあ!』

男の温かい手の中で、可愛いタマタマが優しく握られ撫で回されると、美奈子はたまらず悲鳴をあげる。

スべスべした袋の中にはいやらしい、白い歓びがたくさん詰まっていて噴出の機会を今か今かと窺っていた。

『あっ、あっ、や、優しくして!........あふう......そう、そうよ.........』

タマタマをさすられ、おへそを微妙な舌使いで愛撫されると美奈子の脇腹がビクビクン!と引き攣れる。

欲情にトロンと潤んだ瞳は宙を見つめ、半開きの口からは絶え間なく嗚咽がもれていた。

やがて男がスカートをゆっくりめくると、透明な淫汁が糸を引いてのびた。

『いやらしい子だな........こんなに濡らして』

ビンビンにそそり立ったペニ君は、亀頭からサオにかけて、湯気が出るほど熱い淫汁で濡れている。

『ああ......ああ.......早くう........早く楽にさせて.......はああ......』

美奈子は艶かしく腰を突き出しておねだりする。

『よしよし、腰が抜けて歩けなくなるほどヒイヒイ言わせてあげるからね』

『う、うれしい!........早くしてえ........』

手でシゴかれるか、おフェラでイカされるか、美奈子は期待に胸をつまらせ目を閉じて待った。

男は大股開きに開かれた美奈子の足の間にうずくまると、用意した習字で使う毛筆をとりだす。

新品のそれはまだ毛が硬く、男は先端を舐めて柔らかくほぐした。

そして美奈子のペニ君の根元を指で軽く握ると先端で尿道をくすぐった。

『かひいっ! な、なにを.......うんぐあ!』

尿道を毛筆の先端でなぶられ、その強烈な快感に美奈子はのけ反った。

それは快感を通り越して苦痛に近い。

ペニ君は毛筆の先端が尿道をなぞるたび、狂ったように暴れまくり何とか逃れようとする。

『や、やめっ......あひっ、かひい!』

男は尿道から止めどなく溢れ出す淫汁を筆ですくい、敏感な亀頭にまんべんなく塗っていく。

『ほら、気持ち良いだろう?こんなの初めてだろ。そら、こんな風にするとどうだ?』

男は先端を尿道の穴にそっと差し入れた。

『ぎよええ!』

お漏しをしてしまうほどの刺激に、美奈子は緊縛された体を弓なりに反らせて悶絶する。

無防備なペニ君は逃れようもなく男の指で支えられ、尿道へのピストン責めにビクビクと震えていた。

『い、いやあ!き、気が狂うっ! も、もう許し.......きゃうん!』

狂ったように全身をくねらせて泣きわめく美奈子をよそに、男は黙々と筆を尿道に小刻みに出し入れした。

ベッドの横の白い壁に、のたうちまわる美奈子の影が卑猥に映る。

『ひっ、ひぎいい! はひっ、はひい! お、おかしくなるう!』

美奈子の絶叫と、四肢を大きく広げるロープがミシミシと軋む音が部屋に響いた。

息をもつかせぬ凄まじい快感に、美奈子は頭を振り乱し、ブリッジをするように腰を突き上げる。

しかし、肝心のサオ自体に何の刺激も与えられないので、果てそうになりながら想いを遂げる事が出来ずにいる。

『ねっ、お願い! シゴいて、シゴいてちょうだい!』

美奈子は太ももの内側をピクピクと激しく痙攣させ、のたくりながら哀願した。

『ああ! み、美奈子.......つらくて死にそうなのっ!ねえっ、ねええ!』

亀頭から溢れ出た透明な淫汁は、サオを伝い根元を軽くつかむ男の指をしとどに濡らしている。

『そうか、つらいのか。じゃあ、そろそろイカせてやろうかな。だけど一つだけ条件があるんだけどなあ。』

男は筆を休めることなく言った。

『あん! ああっ.......な、何でもするから......ひええっ! お願いよっ!』

『条件はねえ.........美奈子がいつも拒否してた浣腸をさせてくれよ』

美奈子は浣腸と聞くと激しくかぶりを振った。

『い、いや!.....くはあっ、おおっ、おおう!.....お、お浣腸だけは.......いやよ!』

『ええ? いやだあ? じゃあこうだぞ!』

男は筆の先端をより深く尿道にもぐり込ませ、中でコネくりまわした。

『あひぇえ! ひいっ、ひいっ、んぐうっ!』

美奈子はロープが千切れるほど全身を激しく突っ張らせ、悶え狂う。

『や、やめっ、くうう! こ、腰が......腰が抜けちゃう!....あ! ふわあっ!』

頂上に片足を掛けながら容易に訪れないエクスタシーに、美奈子はついに腰を使い始めた。

ガッチリ緊縛された不自由な体で、腰をクイクイとはしたなく突き出し、何とか歓びを迎えようとする。

理性は失せ、本能のままに卑猥に腰をうごめかす。

しかし、どうしても今一歩で果てることは適わない。

『ほら、これだけじゃイケないだろ。うんと言えばタップリシゴいてやるぞ』

『いやよっ......お浣腸以外なら.......きひい!......ねえ、お浣腸以外なら何してもいいから!』

尿道を弄ばれ、尻の筋肉をブルブルと麻痺させながらも美奈子はかぶりを振り続ける。

『まったく強情な娘だなあ。それじゃ、我慢くらべだね』

男はさらに小刻みに、しかも黙々として筆を動かし続けた.................。

..........そして、それから何分とたたないうちに美奈子は落ちた。

『あひいっ、ひいっ!.......も、もう好きにしてっ!......気が、気が狂っちゃう!』

全身にびっしょりと汗をかき、息も絶え絶えに叫んだ。

『ふふふ、やっと降参か。よし、極楽浄土にイカせてやるからね。その後は浣腸だぞ』

『す、好きなことしていいからっ.........は、早く気をやらせて!』

口の端に泡をため、淫らに腰を使い、美奈子は一匹のメス犬と化した。

『よしよし、口と手と、どっちでしてもらいたい?』

『手っ、手よ! ギュッと強くつかんで、思いきりはやくシゴいてちょうだい!』

男は筆を置くと、ごつい右手で美奈子のペニ君をむんずと握り、左手でタマタマを柔らかく包みこんだ。

美奈子は期待に気も狂わんばかりに身を震わせて待っている。

『そら、行くぞう!』

男はかけ声と共に、凄まじい勢いでペニ君をシゴき始めた。

『ああっ! ああっ! いい、いいわあっ!』

極限まで昂らされ、焦らしに焦らされた美奈子は、恥も外聞もなく雄叫びをあげた。

『ああっ、あふうん! おおっ、あん! あふうん!』

男の左手はタマタマを優しく揉み、右手はガチガチに硬直したペニ君をシゴきまくる。

『ああっ、ああ! み、美奈子.....もう気をやりそうなの.......ねえっ、ねえっ!』

足の指をもじもじと盛んに交差させ、太ももの筋肉が突っ張り、尻はビクビクと痙攣し始めた。

男がシゴき始めてまだ一分もたっていないが、美奈子にはもう限界だった。

『も、もっと強くう! もっと早くシゴいてっ!.......ああ! ああ! そろそろよっ........』

美奈子の普段涼やかな目は喜悦に引き攣り、形のいい唇は悩ましい泣き声を漏し続けた。

そして、腰をクイクイとさらに激しく突き上げ始め、喘ぎが絶叫に近くまで大きくなる。

『わ、わたし.....もう辛抱できない!......ああ! あっ! イ、イク! イクッ、イッグウ!』

男の手の中で、一瞬ペニ君がブワアッと大きく膨れ、次の瞬間凄まじい勢いで白い歓びが噴き出した。

ビュウウッ!!

美奈子の腰から背骨を伝い、激烈な快感が脳に響いた。

この世の物とも思えない強烈なエクスタシーに、美奈子は白目を剥き、ああっ、ああっと悲鳴を上げながら歓びを噴出しつづける。

ペニ君は男の手が上下するたびにビュッ、ビュッと激しく白いものを噴き出す。

深い歓びに大量に吐き出された精液は美奈子のおなかや胸に淫美な池を作っていく。

最後の発作が終わると、美奈子は浮かしていた腰をドスンと下ろし、はあ、はあと荒い息を吐いて茫然自失の状態に陥った。

男はティッシュでペニ君を拭いてやりながら、快感の余韻に浸っている美奈子に囁く。

『さ、今度は僕を楽しませてもらうよ...........』

続く!

Tさんからいただきました。「尿道の穴」ってちょっとしたことがあるんですけど、
やっぱり怖くって全然だめでした。美奈子そういうのは向いていないのでしょうか。
ありがとうございました。


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